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トモエサヴール法人化4周年記念感謝セット [Agréable]

今年もやっぱりポチっとしてしまいました!
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今回はチョコレートも全てトモエサヴールさんお任せ
でもそれがイイんです、だって決められないもの!!

4周年スペシャルはエリタージュのリモージュ焼きタッセカカオ
かわいいカカオの花柄で、反対側にはエリタージュの蓮×カカオのトレードマーク
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カカオにまつわる柄は5種類ある中でどれが届くかはお楽しみだったのですが
お花柄で大満足♪(って知ってる人しかコレがカカオの花と判らないか?!)
もう1つのお楽しみは
トモエサヴールオリジナルロゴ入りのハンドジェル
ケースがピンク、黄色、水色、黄緑色と4色あったのですが
一番欲しかったピンクが入っていて嬉しい~~!!
今やお出掛けには必須アイテムな訳ですが
少しでも楽しい気分になれるようにという心遣いが有難く

で、このハンドジェルを一番最初に使ったのが
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コレをお届けに出掛けた先だったのよ
いやはや、至れり尽くせり完璧なセット箱だったのでした♪

限定お菓子を含めたカカオたちの紹介はまた後で。
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シェフズテーブル@Il fait beau 後編  [Agréable]

桑名のプチレストラン イルフェボウさんでの夜もいよいよ佳境
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庶民はそうそうお目に掛かれない豪華メニューが登場するのです
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テーブルに運ばれて来た大きなパイ包みをシェフがデクパージュ
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・・・海の香りがフワリと、お!これはコレは
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中から大きな鮑が3つ並んでコンバンハ!
ハーブの敷布団とワカメの掛布団でしっかりお昼寝していましたね~
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これまた素敵なお皿に移されまして、ソースを纏って麗しいお姿
ラタトゥイユも添えられまして、女王様なお料理には女王様の気品溢れるグラスで
ボルドーのオー・ブリオンの血統を引くクラレンドル
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CLARENDELLE BLANC CLARENCE DILLON WINES 2018(エノテカ)
クラレンドル・ブラン クラレンス・ディロン・ワインズ
classicalな味わいのソーヴィニヨン・ブランとセミヨン+ミュスカデ
えーっと、コレはココで飲み干してイイんでしょうか??

いーんです!
はい、出ましたマコン・ヴィラージュ
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LES HERITIERS DU COMTE LAFON 2019(エノテカ)
レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
美しいレモンイエロー、柑橘の香りと桃のニュアンス
平目のヴァプールが待っててくれるならコレでなくっちゃ!
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可愛いサイズのズッキーニのスライスを美しく並べて
上には花ズッキーニに鶏のムースを詰めたサクふわフリット
ご丁寧に1つは衣チーズ抜き、お手数お掛け致します~
・・・明日も仕事、だけどコレを飲まずして食べる訳には参りませぬ!
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お腹一杯になりそう、だけど自家製バゲットも気になる

再び目の前にシェフ登場、いよいよメインですよ
やっとアクリル板も本来のお役目を果たす場面であります
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国産牛のサーロインの仕上げがテーブルのIH調理器で執り行われます
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ステーキを一旦簡易ベッドで休ませて、空いたフライパンでソースを
更にジュウジュウ、美味しい香りがモウモウと
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美しく焼けたサーロインを切り分けるシェフの手元をじーっと眺めて
お供にはドフィノワ、これまた端正な佇まいであります
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玉ねぎのソースは2段仕立、どんだけ手間が掛かっちゃってるの!と突っ込みたくなる
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「お肉用のナイフは引き出しの中に」
おお、コチラから登場でありますか~
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国産牛サーロインのシャリアピンステーキ
日本フレンチの王道ですねぇ、玉ねぎソースにクロス模様もバッチリと♪
おばあちゃんになっても食べたいお肉料理の王様ですね~

最後の赤は何を選ばれるかな?と思ったら
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Angels Cut Old Vine Zinfandel 2016 (株式会社zillion)
エンジェルズカット オールド ヴァイン ジンファンデル
カリフォルニアのジンファンデル、自分じゃまず選ばないから嬉しいな~

思ったら
・・・あらららら

ココでマダムの恐るべき(嬉しい♡)采配
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続いて注がれたのはカロンセギュールのサード
SAINT ESTEPHE DE Calon Segur 2017(都光)
サン テステフ ド カロン セギュール
いやだわぁ、もぅ、そんな飲めま・・・いや、飲みます♡
実際よりも写真の方が色味の違いがハッキリ判るものなのね~
ジンファンデルの方がどっしり、しっかり(度数も15,13だった)
これくらいの量ずつ楽しめるのが最高だわね~

そして甘モノは当然別腹で
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蓋つき瓶の中は2層仕立て、下はココナッツ、上は玉蜀黍
一緒に掬って夏を味わうアヴァンデセール

そしてメインデセールは
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ピーチメルバ!これまた夏の王道デセールですよ~
コレはもうどんなにお腹が一杯だろうとペロリですよ
メルバと少しだけ残していたカロンセギュール、ってのもシアワセ♡

可愛い鉄瓶で柑橘爽やかなルイボスティー
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お茶菓子は夏らしい大人味のジンジャーケーキ
コチラはお願いしておけば1本お土産版も用意していただけるそう

あーっという間の3時間、ホントにホントに楽しい夜でした!
もしも次回また運転手付きで行ける機会があれば
アレを飲んでみたいと思いつつも、やっぱりwineになっちゃうだろうな☆
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シェフズテーブル@Il fait beau 前編 [Agréable]

まるでリゾートホテルのダイニングのような非日常空間
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4年半ぶりに桑名のプチレストラン イルフェボウさんへ
https://ilfaitbeau.jp/
このタイミングだからこそ、この三人で訪ねることが出来たんだよね

先ずは元気なCava泡でオツカレサマ~
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PARXET Cava Brut Cuvee21 2018(大榮産業)
パルシェットのオーガニック100%単一ヴィンテージ
今宵はソムリエ試験一発合格のマダムに全てお任せで間違いない!

運転手は桑名産のみかんジュース・久波奈みかんのおくりもの
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桑名でみかん??と思ったら、多度地区斜面で自然栽培されているそうで
農福連携(NPO障害福祉事業所 & 障害者 & 高齢者)で生まれたジュースなのですって
他のソフトドリンクも、wine以外の飲み物も、選りすぐりのものばかり

東名阪の渋滞もなく順調に桑名駅で合流しまして、高台の住宅街エリアへ
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つい1時間前までは仕事していたのが信じられないけれど
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明るいうちにプチリニューアルされた店内を見せて頂けました
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出来ない事は言わない主義、思い描いた通りの光景・・・いや、それ以上か!
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今回新たに店内中央に設えられた「シェフズテーブル」で王様気分を味わうのです
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アミューズは表面をカソナードでキャラメリゼしたフォアグラのプリン
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桑名と言えばやっぱり蛤、同じく桑名産の海苔と蛤をカダイフに包んだフリット
コレをカヴァで流し込むのは極楽でしかない!
小さなカップの中にもサフラン香る蛤のスープ、噂通りの美味しさですね~
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自家製プチパン&オリーブオイルが美味しくて
この後まだまだご馳走尽くしなのに手が止まらない
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「せっかく桑名までお越し頂くのですから、地元の食材を楽しんで頂きたいですね」
菊野シェフの誠実実直なお人柄が伝わってくるだけでなく
”回復させる場所”を意味するレストランの語源通りのお料理と
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紅茶コーディネーターだけでなく、ソムリエも取得された美人マダム
シェフのやりたいことを全力で支えながら
この美しい空間を見事に完成させている敏腕プロデューサー
(ワイヤーアート、実物とっても素敵なんですヨ!)

冷たい前菜は鱧と桃のサラダ
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コンソメジュレが敷かれた上にプリプリの鱧
はぁ、夏ですねぇ~爽やかですねぇ~

ココで登場したワインが今宵の1番の1杯と意見は一致
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FETEMBULLES L'Opéra des Vins Jean Pierre Robinot(ワインプラザマルマタ)
フェテンビュル ロペラ・デ・ヴァン ジャンピエール・ロビノ
自然派ワイン界の第一人者 ジャンピエール・ロビノ氏のシュナンブラン
フレッシュかつ品の良い甘い香りの泡
いやはやコレは美味しい!お代わりしたいくらい!!
ロゼもすこぶる美味しかったそうですが、白の方が美味だそうな(と、覚書)

さて、いよいよシェフズテーブル本領発揮の時間が始まります・・・後編へ続く!
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French総括2020 [Agréable]

師走には必ずビストロノミーテオさんを訪ねていますが
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今年の誕生日会は特別中の特別、もう入念に準備から

2週前にカフェクレージュさんのランチタイムへ
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日替わりランチのつくね丼も楽しみだったのですが

当日の主役を太一シェフに託すために
Chateau Calon-Segur
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「抜栓しておいて下さいね」とお願いしたものの
シェフもさぞやビックリだったに違いない

そして当日、長い長い眠りから覚めた姿に逢えました
思ったよりも明るいルビー色の雫
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「20分かかりました・・・目の前で開けなくてヨカッタ」と太一シェフ
毎度毎度無理ばっかりお願いして申し訳ない(でも他に頼めるアテなどない)
コルクまで染み出ていたならもうダメだったかもしれないけれど
きさと同じく美味しい運は強かったんだろうね~

カロン・セギュールに合わせたお料理の数々
クリスマス明けまで封印しておこうかと思ったけど
ビストロノミーテオさん既に埋まっておられるそうなので
まぁ、イイでしょうか??

ご予約済の方はココでストップ!


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クレッセントのお土産 [Agréable]

この部屋を出なければならないのが名残惜しくて
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いつもなら、素敵なお店を後にする時には

また来たいね、きっと来ようね。と言葉を交わすのだけど
それは叶わない

10月末でレストランクレッセントが閉店
その知らせを聞いたのは、大阪HAJIMEを訪ねた直後のことで
あまりにもショックで暫し茫然・・・何故なら
2019年初夏に交わした約束
「来年の初冬にはクレッセントへ行こう」

長く長く素晴らしいお客様に愛されてきたグランメゾンの閉店に
きっと多くのお客様が「最後にもう一度」と願うのは当然のこと
本来ならば一見客は遠慮すべきと個人的には思うのですが
ずっと前から訪ねる事を決めていたんだから、と掟破り

報を知った時には既にweb予約システムは全て満席になっていて
でも、まだ諦めたくない
電話で事情を話せば空いている日が見つかるかもしれない

最初で最後、って言葉は好きじゃない
ずっと続くつもりの1ページで在りたいのだけど
それ以上にやはり訪ねるべきお店だと感じて・・・
そこからあれやこれやとありまして、この日を迎えたのでした
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グランメゾンはかく在るべきと思えたお店でした
こんなにも素晴らしいお店が幕を下ろさねばならなくなったことは
惜しいの一言に尽きます
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食べ切れなかったお茶菓子たちに加えてお見送りのお菓子が
この可愛らしい箱に詰まっていました
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ニブを散らしたチョコ、抹茶小豆、ココアナナスの3色マカロン
アマンドショコラにファーブルトン、パートドフリュイ
なんて素敵なプティフールたち!

美しい夢の時間を与えてくれたバイカウントルームを出て
エレベーターへが地上へ降り立つと
帰り口で更に大きな紙袋を受け取り、謝意を伝えて館を出ても

すぐに現実には戻れない

やっと数歩進みかけたところでタクシーが
振り返ってもう一度、小さくお辞儀をして乗り込みました。
想像よりもずっとずっと素晴らしい夢の時間でした。

名古屋まで抱えてきた大きな袋の中には
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上質な大きな箱にクレッセントのリボンが掛けられた
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ジラルデのスペシャリテ☆タルトヴォードワーズ
フランスとの国境、レマン湖をはさんだスイスのヴォ―州の伝統菓子
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ほんのりシナモン香るタルトは常温だとトロリとしたクリーム
冷やせば生キャラメルのような食感を楽しめるの

そしてもう1箱、お料理を予約の際に一緒にお願いしておいたのは
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パウンドケーキ2本組(もちろんLサイズ!・・・重たかった!!)
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生地はつなぎ程度でドライフルーツがみっちり詰まっております♪
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オレンジピールが入ったチョコケーキは想像よりもずっと軽やか!

1回きりとなってしまいましたが、本当に訪ねる事が出来て良かった。
そして、いつかどこかで
クレッセントのエスプリを感じられるお店に出会えますように。
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THE CRESCENT CONFIANCE☆後編 [Agréable]

レストラン クレッセントのエントリは2つ前からどーぞ!

舌平目と雲丹のボンヌ・ファム
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もう王道のフレンチですよ!
上品な白身の舌平目に濃厚な雲丹とクリームがたっぷりと
熱々のお皿に気を付けながら口に運ぶ至福の時
そしてこれまた量もたっぷりなのよね

もちろんワインも王道の中の王道でブルゴーニュ1級畑
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Louis Latour Chassagne Montrachet 1er Cru 2005(リードオフジャパン)
ルイ・ラトゥール シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ
ルイ・ラトゥールは200年以上続く家族経営のドメーヌかつ優良ネゴシアン
シャサーニュ・モンラッシェはムルソー、ピュリニー・モンラッシェと並ぶ白の銘醸地
金色を通り越して琥珀色の雫は雲丹とぴったり

メインの前の「憩いの一口」
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氷菓と思いきやヴィシソワーズ!
きゃぁ、美味しい♪そしてシャサーニュ・モンラッシェとも☆

いよいよメイン登場
うやうやしく銀のドーム被せられたお皿たちを
「せーの」からのパカッ!
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黒毛和牛フィレのロッシーニ クレッセントスタイル
ううう!これまた大きなフォアグラではないですか~
牛フィレの周囲には竹炭パウダーが纏わせてあり上にはトリュフ
しかもスライスではなくてトリュフ塊ですからね!
さらにトリュフとマデラ酒がたっぷりのペリグーソース
ガルニはドフィノワにジロール茸とササゲ

このお料理にはやっぱり赤ワインの女王ボルドー
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Margaux du Château Margaux - Chateau Margaux
マルゴー・デュ・シャトーマルゴー2011
サードラベルとは言え最も著名な銘柄・シャトーマルゴー
女性的な味わいとして知られる作り手なのだそう(スイマセン今知りました)
そしてこの銘醸サードワインが頂けるのは本当に貴重な機会で
新参者がグランメゾンでのメイン料理に合わせるにはこれ以上ない1杯

もうとっくに限界に来ている筈なのに

あまりにも美味しくて胃袋拡張している!

王様と女王様のペアリングとしか思えないロッシーニとマルゴー
これぞ美食家たちが愛してきた食膳なのねぇ
クドさなど全くなくトリュフの薫りフォアグラの旨味に牛フィレの上品な食感
それを現世にこの場で味わえるということは、きっと

ロッシーニさんより美味を堪能してるはずだよ!!
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食べ切れる自信ないくせにバゲットを差し出され1切れいただく
ベリグーを拭うのには必要でしょ♪

気が付くと差し込む影が長くなり
「カーテンをお掛けしますか?」と尋ねられても
東京タワーが見えなくなるのが勿体なくてね
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最後のお料理は、ゆっくり、ゆっくりと楽しみました

デザートの前に「menuには無い1皿でございます」と嬉しい一品
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花のように巻いた沖縄のマンゴーに留まるハニカム形の蜂蜜の飴
蜂蜜香るヌガーとココナッツのクリーム
もちろんお菓子は別腹、眺めていたいけれどペロリと平らげて

しかしまだ最後には辿り着けないデザートワイン
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RATAFIA Champagne Cuperly
ラタフィア シャンパーニュ キュペルリー
発酵前のブドウ果汁にマールを添加し、天然の甘みを残して作った酒精強化ワイン
嗚呼、この現在の状況では半分も楽しめない・・・修行が足りなかった!

メインデセールはシュクセ
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薄い円盤メレンゲでキャラメルアイスを挟んで周囲にはピスタチオのダイス
上にはフランボワーズをこんもりと
テーブルの上の薔薇と窓の外の東京タワー、3つの紅が素敵過ぎる
サクサクとメレンゲを割ってちょっぴり苦く甘いアイスと一緒に口に運ぶ
そしてラタフィア、こうなるともう少し飲めちゃう(でも全部は無理でした)

さらにさらに焼きたてのミニマドレーヌが山積みで登場!
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こんなの反則でしょ~
ハーブティと一緒に1粒だけはこの場でふわサクを楽しみまして

ミニャたちこれでもか!な状態に降参
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タルトヴォードワーズ、ほおずき、オランジェット、ウイスキーボンボン
時間が許すならお昼寝してから続きを食べたいくらいだよ~

最初から最後まで笑顔にしかなれなかった最高のDéjeunerでありました!
お料理のコトはここまでですが、あと1日お付き合いを。
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THE CRESCENT CONFIANCE☆前編 [Agréable]

最高の場所で頂くDéjeunerならばお任せ以外は考えられず

アミューズとシャンパーニュ ミニエール アンフリュアンス
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美しいって素晴らしいね、美味しいって嬉しいね
同じものに共にウキウキ出来るのは幸せで以外の何物でもなく
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手前のスプーンにはじゃがいもベース冷製美味球
真ん中のピックのオリーブには種をくり抜きピスタチオをイン
海老の姿まんまのお煎餅でクリームチーズサンド

ああ、贅沢なるおつまみトリオに極上シャンパーニュ
ピックをまじまじと眺めてからのチャンバラごっこ
けれどココで一旦冷静になってメニューを開き皿数を確認

果たしてこのグラスをどのタイミングで飲み干すべき??

次まで残す、で即合意
この辺りのペースが一緒なのが本当に嬉しいのよ

磯谷シェフのスペシャリテ☆トマトのコンプレッション プラムオイル風味
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真っ赤で真ん丸いはずのトマトが真っ赤なキューブになって
http://blog.livedoor.jp/the_crescent/archives/363044.html
過去の公式blogに詳しい作り方のご紹介がありました
セミドライトマトの中に詰まっているのは
透明のトマトジュレ、フルーツトマトのタルタル、フルーツトマトのムース
今回頂いたバージョンはアップデートされていて
ヘタの部分はバジルのクッキーで出来ていること、そして
トマトのパウダーとソースを散らせて、白い泡の上にはバジルシード
赤だけでなく白も入って更にエレガントな一皿に♪

トマトに見惚れつつシャンパングラスは空になり
「次のお飲み物は如何なさいますか?ボトルで何かご用意いたしますか?」
「それほどは飲めないので・・・おそらく白2杯、赤1杯くらいでしょうか。」
「それだけお飲みになれるのでしたら、お料理に合わせて少しずつご用意いたしましょうか?」

ってな次第で極楽への道は続くのよ
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Denis Jamain Les Chênes Blanc AOC Reuilly 2017
ドゥニ・ジャメン レ・シェーヌ・ブラン AOC ルイィ
ロワールのビオディナミ ソーヴィニヨンブラン100%
自社の森のオークから作る樽(しかも新樽、1年樽、2年樽、3年のオーク樽にて熟成のアッサンブラージュ!)で醸す甘く複雑なアロマ、余韻も素敵

ここから贅沢の極みが登場
伊勢海老のポワレとキャビアのタルタルにショーフロワ
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・・・これ、前菜なんだよね?お魚料理じゃないの??しかもオマールではない!
と疑いたくなるようなボリュームですよ!
こんなに大きな伊勢海老を頂くのは金輪際ないと思われ
ふっくら焼かれたポワレからパクっと!

あ====!!
お殿様の気分ってこんな感じだろうか?

そしてキャビアのたっぷり乗ったタルタルも大きな口で

お=====!!
王様の気分ってこんな感じでしょ?

更に追い打ちをかけるのが
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芥子の実を纏った真ん丸クロワッサン
三日月じゃなくて満月じゃーん!
イズニーバターもたっぷり添えられて贅沢極まりなく♪

さらにショーフロワ
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ボイルした足を1本ずつ丁寧に剥いて、鮮やかなソースが掛けられたサラダ仕立て
殻ごと持ってパクっと!そんなワガママが許されるのでしょうか?
そもそも伊勢海老の脚を食べることが二度とあるのでしょうか??

そしてソーヴィニヨンブランをゴクリと、はぁ~極楽ですわぁ~
東京タワーに伊勢海老の尻尾をピラピラさせちゃうぞ
2階のメインダイニングじゃ絶対出来ないぞ~

伊勢海老で舞い踊っていたら、続いても凄いのキタヨ!!

フォアグラのエイギュイエット
磯谷シェフの師であるスイスの伝説のレストラン・ジラルデのスペシャリテ
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見たこともない立派なフォアグラの中にはドライフルーツとナッツ
周囲にはポートワインが纏わせてありお皿にはバルサミコ主体のソース
フォアグラとベラヴェッカを一緒にしたような、アルザスを思い出す組み合わせ
そこへ追い打ちをかけるように
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美しいクロスから顔を出しているのはドライフルーツ入りの焼きたてのブリオッシュ!
乗せて食べると天国に行ける組み合わせじゃないの~!!
冷めないように、蒸れないようにサクふわのブリオッシュに
ずっしりフォアグラを、そこに登場するのはリースリング
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Heymann Lowenstein Uhlen Roth Lay 2016(フィラデス)
ヘイマン レーヴェンシュタイン ウーレン ロス ライ
フードル(大樽)で16か月間熟成だから?スパイシーで
濃厚な香りとミネラル感は知ってるリースリングとは違う
「・・・えっ?」「・・・おっ!」
ってな具合で

新たなる美味なる扉が開かれるのよ~

それにしても

食べても食べても無くならない大きなフォアグラときたら!
真のグルマンたちの胃袋とはどれほどの底なしなのよ~
だけど
食べても食べても美味しいのリフレインなので
残すなんて選択肢は断じてない!ゆっくりと味わいました♪

が、しかしこの後にはメインが・・・後編へ続きます~
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THE CRESCENT HOUSEへ [Agréable]

通勤時間帯をずらしつつ、ギリギリよりも1本早い新幹線で品川へ
何度降りても迷子になる乗り換え口
だから高輪口のタクシー乗り場にしようと思ったのに、やっぱりこの時刻ならば
駅から歩いてみたくなって急遽変更したら案の定・・・無事捕獲されて山手線ホームへ

浜松町から日陰を選んで歩きだすと、早めの昼食へ向かうサラリーマンの姿を横目に
これから向かう場所に最大級の敬意を表し一番気合の入ったお洒落をして
スキップしそうな心持ちで(だって、本当に奇跡みたいな巡り合わせで叶ったんだもの!)
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増上寺の芝大門、初めて抜けたよ
そしてそのまま増上寺に向かって歩くと
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東京タワーと一緒に後ろ姿が見えた!
本当にやって来たんだ!!
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1947年 古美術商「三日月」として誕生
1957年 増改築をしてRESTAURANT CRESCENTとして創業
1968年 後期ヴィクトリア朝風煉瓦造地上5階地下2階の洋館「THE CRESCENT HOUSE」に
数々の文化人の社交場としての役目を果たし歴史の舞台となり
近代は憧れのグランメゾンとしての地位を確立していた、この場所へ
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バカラのシャンデリアが輝く店内へ吸い込まれると
まるでホテルのようなクロークと右手側にはコレクションルーム
その手前には
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地下1階のバーへと続く優雅な螺旋階段
垂涎のワインセラーも当然地下にあるそうで
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まずは待合へと通されると、これまた見事な調度品に言葉を失う
上質なソファに腰掛けるとステンドグラスが填め込まれた窓の向こうに芝公園
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ほどなく「ご案内いたします」
正面入口へ戻り正面奥のエレベーターへと通さます
西洋映画の世界のようなレトロなエレベーターを降り、左手奥のドアが開けられて

「子爵」の名を冠したVISCOUNT(バイカウント) ROOMの中へ
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明治時代のクラシカルな雰囲気、8名まで対応だけあって

踊れそうな広さ(踊れないけど)

壁際のキャビネットにも古美術商の創業オーナー頃からと思われるコレクション
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古き良きモノを現オーナー(タクシー会社の会長さんだそうですね)は
極力そのままで引き継がれ63年もの歩みを進めて
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緊張しつつも嬉しさと信じられない気持ちで腰を下ろして
「お飲み物は如何なさいますか?」
そりゃもう答えは決まってる
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メニュー、テーブルクロス、おしぼりまでの美しさにうっとり
数分後、ハンガリーのハンドメイド WINEX/HTTに注がれるシャンパーニュ
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Minière F&R Influence NV(VIVIT)
ミニエール アンフリュアンス
トースト香たっぷりの美しい金色の泡を陽射し降り注ぐ中で
嗚呼、これ以上の贅沢な時間があるでしょうか?!
だって目を上げると
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窓の外には東京タワー!
レストランクレッセントで最高の眺望だと言うこのお部屋で
束の間の夢の時間を過ごしたのです。それはそれはもう、素敵な・・・続きます♪
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HAJIMEの価値 [Agréable]

帰り際に渡された素敵な袋に入っていたのは紅茶のコンフィチュール
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甘い思い出に浸りながら過ごす時間に感じたことを

レストランハジメでの体験を宇宙旅行という表現をしたのは
それくらいに日常とは懸離れた事だったからで
三つ星レストランとは、単にお腹を満たすだけではない
世界中から贅を知り尽くしたお客様が訪れる場所
お茶室は小宇宙だと言われるけれど、そんな感じ。

五感で感じる日常とは違う空間
食べれば消えてしまう料理に込められた想い
大阪のHAJIMEでなければ出来ない表現
計算し尽くした繊細さと
常に大きな期待に応え続けなければならない重圧
それを力に換えられる強さ
その両方を兼ね備えた天才と呼ばれる肇シェフ

高級なものをふんだんに使うのが凄いのではなく
新たな価値を造り出せることが何より凄くて
骨董を珍重するよりも、現代作家の正当な価値を評価する
そうでなければ後世にその仕事を継承する人も居なくなる
ホンモノを見極める眼があるからこそですが
そこを思うと真っ当な価格でしかない

心の底から楽しめたのは今だからこそ
やっぱりタイミングが大切なのだよ~
この夏に訪ねることが出来て本当に良かった!

そして紅茶のコンフィチュール
勿体なくて開けられない、と思っていたら・・・
これに付けよ!と言わんばかりの黄金塊が
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さっくり温めたGâteau battuにとろーり♪
パンドーロよりも密度の濃く、でも甘さはないイースト菓子には最高なのでした☆
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在るべき場所へ [Agréable]

宇宙から帰還した翌朝はダラダラしちゃう至福の日曜
おやつの整理をサクサクしたらチェックアウトの時間

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って芦屋に着いたらもうお昼、もちろんクスダさんへ
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イートインするのは初めてですわ~
さすがに飲み物は二人ともソーダですよ
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パリパリ肉肉のソーセージ
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古代胡瓜の生ハム巻、レンズマメ、キノコとかいろいろサラダ
野菜デリがとても充実しているのは向かいの公園で確認済(笑)
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豚バラのスパイス焼きがドカンのプティサレプレート
こちらのサイドは葉野菜のサラダと茄子マリネ
食べている間もお客様はひっきりなし、加えて
あまりにも肉肉でお腹が満たされたのでテイクアウトする気力消失
名古屋高島屋の催事で買うよりも相当満たされます♪

そして当然(ほぼ)お向かいさんへ
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あまりにも行列だったら諦めるつもりだったけれど
幸いそれほどではなかったので助かった~
さらに
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芦屋ですからね、もちろん行かない訳には
絶妙のタイミングで訪ねることが出来て良かった!!
更にパワーアップする予感しかないし☆☆☆

記憶の中の味、今ここに在る味
同じだと感じても実は変わっているかもしれない
そしてまたその逆も然り
運命に導かれるように、と言っても実は導線は気付かぬうちに・・・なのかも?

本当に転げ落ちそうな坂を下って、細く曲がりくねった鬱蒼とした林の中を進んだり
まるでリアル?な人生ドライブもしつつ
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日々のおやつの大切さを再確認
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通年販売のお赤飯もテッパンなのよ~
やっぱり特別じゃない存在も大切なんだよね

でも最後のおやつは


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