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初夏の湖国珍道中・坂本編  [Agréable]

そもそも坂本ってどの辺り?・・・と思ったら(比叡山の)麓のエリアで
琵琶湖大橋を越えたら左へ(梅雨時季じゃなかったら右に行きたかった!)
堅田、雄琴と過ぎて坂本(JR駅だと比叡山坂本)で右に曲がって
ずんずん坂を上っていくと・・・・あ、そこ駐車場
え?ドコ??
ひっそりした看板が出ているだけなので、殆どの車も人も通り過ぎてしまいそう
どう見ても立派な民家でしょ、って佇まいの奥へラパンを進めまして
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比叡・三九良(さんくろう)さんへ
https://www.ton-kou.com/sankuro/
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中へ入ると立派な広間でイートインすることも可能で
お祭りで使うらしい甲冑のコレクションも、お庭も立派で
あぁココでゆっくりしたい~!と思ったものの
胃袋の容量も時計の残量も・・・ああ、ムリじゃん
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シンプル極まりない蓬餅は濃し餡でさっぱり派、たぶんコレだけなら3つは連食可能
こちらのお店は蓬餅のみ、しかも他所(デパート等)では販売せず
メチャ潔いねぇ、と
webサイトによるとJR坂本駅近くの中国料理店敦煌さんの姉妹店だそうで
ココでランチしてピックアップ、ということも出来るみたい

三九良さんを出て更に坂を上ると京阪の坂本比叡口駅がありまして
この界隈はまぁまぁ観光客もあり
今回は鶴屋益光さんはパスしてそのまた奥に有る
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廣栄堂寿延さんへ、色々と気になるお菓子はありましたが
もう限界も近づきつつありまして
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水無月(よくよく思えば前半の藤本屋さんのういろうも水無月ぢゃん)
そして
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代表銘菓の蕎麦粉入りの焼き饅頭・比叡の里
濃し餡入りの焼きまんじゅうですが、お土産菓子としてはハイレベル☆
そして、きび餅を・・・
あ、これって?!
ニッキ餅ぢゃん!
近江のどこからでも湧いて出てくるなぁ~
肉桂の風味がパンチがありすぎて黍の風味は??
ナイフを入れても ぷにーん、ぴたっ、な真っ当なお餅ですよ
↑このお菓子(と三九良の蓬餅)は帰路+夜おやつになりまして

坂本ではお持ち帰りNGのお菓子があり、そっち優先で
しかし目指すお店はまだ坂の上、というか参道っぽくて入ってイイの?
目の前にあった観光協会のお姉さんに訊ねると
「往復違う景色ですよ」と教えてくれたので歩いてみることに
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日吉大社へ続く日吉馬場(ひよしのばんば)の右側は細かな砂利道
参道に沿って桜並木が見事です
天気予報通りこの頃にはすっかり晴れて
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比叡山はお寺の団地状態で見事なお庭を覗きつつ
石橋毎に刻まれた人生訓みたいな句に突っ込み入れつつ
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はぁ~やっと着いたよ・・・日吉大社赤鳥居前にある大杉茶屋
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まぁ田舎のお土産屋さんなんですけど、お目当てはコレ
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鳥居のそばにある遮那王杉(しゃなおうすぎ)を模した
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遮那王餅(しゃなおうもち)は五平餅風なのですが
味噌たれと粒餡の小ぶりなサイズの2本セット
注文の都度焼いてくれるので熱々
焼けるまでの間に一休み出来て良かった
ちなみに遮那王(って変換が一発でびっくり)は義経の稚児名
牛若丸になる前の名前なんですって
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下りは左側の石畳の道を、こっちも桜がたくさん沢山
蔦や苔を抱えた立派な樹を見上げると
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小さな蘭の花、可愛かったなぁ~

お姉さんの勧めに従って歩いて正解でした
ホントは日吉大社もお参りすれば良かったのでしょうけれど
もう時間も脚も限界・・・それに当初の目的地を蔑ろにする訳にはいかないから、ね。
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