THE CRESCENT CONFIANCE☆前編

最高の場所で頂くDéjeunerならばお任せ以外は考えられず

アミューズとシャンパーニュ ミニエール アンフリュアンス

美しいって素晴らしいね、美味しいって嬉しいね
同じものに共にウキウキ出来るのは幸せで以外の何物でもなく

手前のスプーンにはじゃがいもベース冷製美味球
真ん中のピックのオリーブには種をくり抜きピスタチオをイン
海老の姿まんまのお煎餅でクリームチーズサンド

ああ、贅沢なるおつまみトリオに極上シャンパーニュ
ピックをまじまじと眺めてからのチャンバラごっこ
けれどココで一旦冷静になってメニューを開き皿数を確認

果たしてこのグラスをどのタイミングで飲み干すべき？？

次まで残す、で即合意
この辺りのペースが一緒なのが本当に嬉しいのよ

磯谷シェフのスペシャリテ☆トマトのコンプレッション プラムオイル風味

真っ赤で真ん丸いはずのトマトが真っ赤なキューブになって
http://blog.livedoor.jp/the_crescent/archives/363044.html
過去の公式blogに詳しい作り方のご紹介がありました
セミドライトマトの中に詰まっているのは
透明のトマトジュレ、フルーツトマトのタルタル、フルーツトマトのムース
今回頂いたバージョンはアップデートされていて
ヘタの部分はバジルのクッキーで出来ていること、そして
トマトのパウダーとソースを散らせて、白い泡の上にはバジルシード
赤だけでなく白も入って更にエレガントな一皿に♪

トマトに見惚れつつシャンパングラスは空になり
「次のお飲み物は如何なさいますか？ボトルで何かご用意いたしますか？」
「それほどは飲めないので・・・おそらく白2杯、赤１杯くらいでしょうか。」
「それだけお飲みになれるのでしたら、お料理に合わせて少しずつご用意いたしましょうか？」

ってな次第で極楽への道は続くのよ

Denis Jamain Les Chênes Blanc AOC Reuilly 2017
ドゥニ・ジャメン レ・シェーヌ・ブラン AOC ルイィ
ロワールのビオディナミ ソーヴィニヨンブラン100％
自社の森のオークから作る樽（しかも新樽、1年樽、2年樽、3年のオーク樽にて熟成のアッサンブラージュ！）で醸す甘く複雑なアロマ、余韻も素敵

ここから贅沢の極みが登場
伊勢海老のポワレとキャビアのタルタルにショーフロワ

・・・これ、前菜なんだよね？お魚料理じゃないの？？しかもオマールではない！
と疑いたくなるようなボリュームですよ！
こんなに大きな伊勢海老を頂くのは金輪際ないと思われ
ふっくら焼かれたポワレからパクっと！

あ＝＝＝＝！！
お殿様の気分ってこんな感じだろうか？

そしてキャビアのたっぷり乗ったタルタルも大きな口で

お＝＝＝＝＝！！
王様の気分ってこんな感じでしょ？

更に追い打ちをかけるのが

芥子の実を纏った真ん丸クロワッサン
三日月じゃなくて満月じゃーん！
イズニーバターもたっぷり添えられて贅沢極まりなく♪

さらにショーフロワ

ボイルした足を１本ずつ丁寧に剥いて、鮮やかなソースが掛けられたサラダ仕立て
殻ごと持ってパクっと！そんなワガママが許されるのでしょうか？
そもそも伊勢海老の脚を食べることが二度とあるのでしょうか？？

そしてソーヴィニヨンブランをゴクリと、はぁ～極楽ですわぁ～
東京タワーに伊勢海老の尻尾をピラピラさせちゃうぞ
２階のメインダイニングじゃ絶対出来ないぞ～

伊勢海老で舞い踊っていたら、続いても凄いのキタヨ！！

フォアグラのエイギュイエット
磯谷シェフの師であるスイスの伝説のレストラン・ジラルデのスペシャリテ

見たこともない立派なフォアグラの中にはドライフルーツとナッツ
周囲にはポートワインが纏わせてありお皿にはバルサミコ主体のソース
フォアグラとベラヴェッカを一緒にしたような、アルザスを思い出す組み合わせ
そこへ追い打ちをかけるように

美しいクロスから顔を出しているのはドライフルーツ入りの焼きたてのブリオッシュ！
乗せて食べると天国に行ける組み合わせじゃないの～！！
冷めないように、蒸れないようにサクふわのブリオッシュに
ずっしりフォアグラを、そこに登場するのはリースリング

Heymann Lowenstein Uhlen Roth Lay 2016（フィラデス）
ヘイマン レーヴェンシュタイン ウーレン ロス ライ
フードル（大樽）で16か月間熟成だから？スパイシーで
濃厚な香りとミネラル感は知ってるリースリングとは違う
「・・・えっ？」「・・・おっ！」
ってな具合で

新たなる美味なる扉が開かれるのよ～

それにしても

食べても食べても無くならない大きなフォアグラときたら！
真のグルマンたちの胃袋とはどれほどの底なしなのよ～
だけど
食べても食べても美味しいのリフレインなので
残すなんて選択肢は断じてない！ゆっくりと味わいました♪

が、しかしこの後にはメインが・・・後編へ続きます～

THE CRESCENT HOUSEへ

通勤時間帯をずらしつつ、ギリギリよりも１本早い新幹線で品川へ
何度降りても迷子になる乗り換え口
だから高輪口のタクシー乗り場にしようと思ったのに、やっぱりこの時刻ならば
駅から歩いてみたくなって急遽変更したら案の定・・・無事捕獲されて山手線ホームへ

浜松町から日陰を選んで歩きだすと、早めの昼食へ向かうサラリーマンの姿を横目に
これから向かう場所に最大級の敬意を表し一番気合の入ったお洒落をして
スキップしそうな心持ちで（だって、本当に奇跡みたいな巡り合わせで叶ったんだもの！）

増上寺の芝大門、初めて抜けたよ
そしてそのまま増上寺に向かって歩くと

東京タワーと一緒に後ろ姿が見えた！
本当にやって来たんだ！！

1947年 古美術商「三日月」として誕生
1957年 増改築をしてRESTAURANT CRESCENTとして創業
1968年 後期ヴィクトリア朝風煉瓦造地上5階地下2階の洋館「THE CRESCENT HOUSE」に
数々の文化人の社交場としての役目を果たし歴史の舞台となり
近代は憧れのグランメゾンとしての地位を確立していた、この場所へ

バカラのシャンデリアが輝く店内へ吸い込まれると
まるでホテルのようなクロークと右手側にはコレクションルーム
その手前には

地下１階のバーへと続く優雅な螺旋階段
垂涎のワインセラーも当然地下にあるそうで

まずは待合へと通されると、これまた見事な調度品に言葉を失う
上質なソファに腰掛けるとステンドグラスが填め込まれた窓の向こうに芝公園

ほどなく「ご案内いたします」
正面入口へ戻り正面奥のエレベーターへと通さます
西洋映画の世界のようなレトロなエレベーターを降り、左手奥のドアが開けられて

「子爵」の名を冠したVISCOUNT（バイカウント） ROOMの中へ

明治時代のクラシカルな雰囲気、8名まで対応だけあって

踊れそうな広さ（踊れないけど）

壁際のキャビネットにも古美術商の創業オーナー頃からと思われるコレクション

古き良きモノを現オーナー（タクシー会社の会長さんだそうですね）は
極力そのままで引き継がれ63年もの歩みを進めて

緊張しつつも嬉しさと信じられない気持ちで腰を下ろして
「お飲み物は如何なさいますか？」
そりゃもう答えは決まってる

メニュー、テーブルクロス、おしぼりまでの美しさにうっとり
数分後、ハンガリーのハンドメイド WINEX/HTTに注がれるシャンパーニュ

Minière F&R Influence NV（VIVIT）
ミニエール アンフリュアンス
トースト香たっぷりの美しい金色の泡を陽射し降り注ぐ中で
嗚呼、これ以上の贅沢な時間があるでしょうか？！
だって目を上げると

窓の外には東京タワー！
レストランクレッセントで最高の眺望だと言うこのお部屋で
束の間の夢の時間を過ごしたのです。それはそれはもう、素敵な・・・続きます♪

夢見心地とは

こんな状態のことを指すんだよね

本気の遊びに浸る特別な一日に感謝！

小伴天はなれ 日本料理 一灯

碧南へ出掛けたのはまだ暑い最中の母娘ランチ会（先に敬老の日dinnerアゲちゃいましたが）

桜の頃にダー母さまと二人で訪ね、今度は姉妹飲みの機会にしたいと企んでいたの
https://www.instagram.com/hayahisaosada/

地産地消を掲げて愛知伝統野菜、調味料にこだわった小伴天若旦那の離れ
入口で出迎えてくれたのは縮緬かぼちゃと赤い本（親子で掲載ですな）
予想通り手前の個室で4人貸切となってきさ母も機嫌ヨロシイ
お酒のメニューには九平次は勿論、白老、義侠と愛知の銘酒が並ぶのですが
”他にもございます”とあるので給仕係の女性に尋ねると若旦那が登場
半田市亀崎で天明8年（1788年）に創業し平成12年（2000年）に廃業した清酒敷嶋
9代目が三重県名張市の福持酒造場さんに協力を得て復刻した

敷嶋 特別純米 無濾過原酒 ０歩目
https://shikishima-ito.com/

前菜はゴーヤ、梨、角麩に酢味噌
黄色い器に縮緬かぼちゃ（厚揚げに見える）、ささげ
玉子焼きには地豆と枝豆

非常に評判が良かったバターナッツかぼちゃと豆乳の冷製茶碗蒸し
お酒は阿久比ほしいずみ

酢の物には素麺かぼちゃ、蛸、かりもり、無花果、モロヘイヤに茗荷
無花果って生食だとお料理の方が好みかも
お酒お代わりは西尾幡豆の奥

メインは鰆の味噌焼き、ピーマンとトマト
こんにゃくと冬瓜、ズッキーニ（もしや胡瓜だったか？）の煮物

炊き立ての土鍋ご飯を抱えて若旦那登場
テーブル毎に炊いてくれるのでダーも満足度高いのよ

お漬物と佃煮も美味しいので最後まで飲める～
お味噌は勿論豆味噌です♪

デザートは胡麻のムース、最後まで満足なのでした☆

お値段は流石は碧南価格！週末ドライブがてらにオススメですが予約は必須！！

小松家＠碧南

暑くて暑くてお団子気分じゃなかった日でも

小松家さんのお菓子と若女将は涼やかで

当然この子たちも連れ帰るよ！3層棹の羊羹と浮島

どっちか選べないと両方になる（半棹は有り難し！！）

柚子風味の蕎麦粉の棹軽羹に餡入りの碧村は去年のリベンジ

新作見つけて思わず手が出る

お一人様サイズの餡入り蒸し菓子
しっとり少し冷たくても夏に良い♪

ああ、もう少し近くだったらねぇ～ご近所に居て欲しい！！

クロテイ推奨定員４名

「9月はクロテイ行こう！」きさ姉の指令に

きさ家だけより楽しめそうなので即決して迎えた敬老の日

クレマン・ダルザスとヒューガルデン白＋自家製甘夏ソーダ×２

ワンオペシェフにとりあえずお願いしておいた野菜と

かなり盛の良いパテカンとピクルス

バゲットに乗せてパクパク食べるきさ母が頼もしく

Jean Louis Tribouley Marceau Le Blanc 2018（ワインプラザマルマタ）
ジャン ルイ トリブレイ マルソー・ルブラン

鱧のエスカベッシュ ピンクのソースはルバーブ
揚げたてサクふわの鱧は当然評判ヨロシイ！

レ・ヴァン・コンテ シャルドン ネ ディエール （ディオニー）

ブイヤベースは4人じゃないと絶対無理なボリューム
カサゴ、天使の海老（オマケ付き）、イカ、あさり

Ludovic Bonnell Badinerie rouge 2004(ワインプラザマルマタ）
ルドヴィック ボネル バディネリ ルージュ
2年樽熟成＋13年熟成、もうこれはお値段以上以上の価値

牛トモサンカク炭火焼きも写真じゃ判らないけど凄いvolume
きさ母もご満悦の模様で何より
・
・・
・・・やっぱり今回もデザートには辿り着けず、無念。
ダーもお昼は軽めにしたんだけどね～
で、お勘定を見て「安いっ！」って予想通りの反応なのでした♪

トモエサヴール法人化３周年記念セット

もちろん「おまかせ大」しかありません！

開けてもう笑うしかない量！！そしてチョイスにニヤけるしかない☆☆☆

一番の問題はおやつ冷蔵庫野菜室（チョコもしくはワインの指定席）に収まるか？！
まるで本の背表紙のような状態に再び笑うしか（以下同文）

オリジナル保冷バッグはベージュをチョイス♪
チョコバッジ（右下）も可愛いのよ～

涼しくなってきたので週末はゆっくりテイスティングを楽しめそうです♪

今年は25日まで

大曽根の楽庵老木やさんでお彼岸のおはぎ

帰路でうっかりひっくり返してしまうという失態

そんな訳でこんな写真でゴメンナサイ

大納言小豆はずっしりホロリ、だけどあくまでも品良く

きな粉に白小豆餡はきな粉おはぎの女王様☆食べずしておはぎを語るなかれ！
引取りの時間に合わせて作って下さるので出来立てを食べて下さいね～

おまけ

おはぎ食べにゃイカンのに桜米軒の波まくらに遭遇
昭和の半オートメーション化された地元の愛され菓子
太田川で売ってるとは知らなかった～

米家（まいほーむ）＠千種

日曜夜にふらっとのタイミングをずっと窺ってたのだよ

えぞ乃熊 純米 一火瓶貯蔵 高砂酒造(北海道旭川）

ちゃんと美味しいお通しが嬉しい鴨と玉子と南瓜の煮物

肉じゃがとか（このお出汁がお酒にぴったり！お任せ正解！！）

マカロニサラダとか、もはや定食屋さんのようなチョイス

お造りでもう足りなくなってきたので半合だけ

秋鹿 超辛口 槽搾直汲　純米吟醸 生原酒 秋鹿酒造（大阪能勢）
やっぱりお酒のチョイスはお任せが正解

ふっくら脂の乗ったメダイの西京焼き

チキン南蛮とか嬉しいくらいにぴったりの超辛口
ああ、１合でも飲めたなぁ・・・と悔やむ日曜の夜

ヅケの鉄火巻がアテなる美味でありました♪

開店直後にタイミング良く滑り込めてラッキーでしたが
後からのお客様はお断りされていたのでホントは予約が正解なのよ
しかし
やっぱりその日の気分で動きたい夜もあるのよね～
しっかり食べたいならお任せコース予約が絶対オススメですよ！

Half＆half

きさ家ワガママspecial

生ハムサラダとチーズ＋ソーセージ

まだまだ冷たいソーダが美味しい午後

看板娘ちゃんの作画がどんどん上手になってるのに癒され

思わず昼寝したくなっちゃうキュルティヴァトゥールさんで過ごす午後

お庭のデッキからテラス席はペットもOK♪
これかの時季にドライブお出掛けにぴったりですよ～