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THE CRESCENT HOUSEへ [Agréable]

通勤時間帯をずらしつつ、ギリギリよりも1本早い新幹線で品川へ
何度降りても迷子になる乗り換え口
だから高輪口のタクシー乗り場にしようと思ったのに、やっぱりこの時刻ならば
駅から歩いてみたくなって急遽変更したら案の定・・・無事捕獲されて山手線ホームへ

浜松町から日陰を選んで歩きだすと、早めの昼食へ向かうサラリーマンの姿を横目に
これから向かう場所に最大級の敬意を表し一番気合の入ったお洒落をして
スキップしそうな心持ちで(だって、本当に奇跡みたいな巡り合わせで叶ったんだもの!)
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増上寺の芝大門、初めて抜けたよ
そしてそのまま増上寺に向かって歩くと
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東京タワーと一緒に後ろ姿が見えた!
本当にやって来たんだ!!
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1947年 古美術商「三日月」として誕生
1957年 増改築をしてRESTAURANT CRESCENTとして創業
1968年 後期ヴィクトリア朝風煉瓦造地上5階地下2階の洋館「THE CRESCENT HOUSE」に
数々の文化人の社交場としての役目を果たし歴史の舞台となり
近代は憧れのグランメゾンとしての地位を確立していた、この場所へ
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バカラのシャンデリアが輝く店内へ吸い込まれると
まるでホテルのようなクロークと右手側にはコレクションルーム
その手前には
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地下1階のバーへと続く優雅な螺旋階段
垂涎のワインセラーも当然地下にあるそうで
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まずは待合へと通されると、これまた見事な調度品に言葉を失う
上質なソファに腰掛けるとステンドグラスが填め込まれた窓の向こうに芝公園
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ほどなく「ご案内いたします」
正面入口へ戻り正面奥のエレベーターへと通さます
西洋映画の世界のようなレトロなエレベーターを降り、左手奥のドアが開けられて

「子爵」の名を冠したVISCOUNT(バイカウント) ROOMの中へ
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明治時代のクラシカルな雰囲気、8名まで対応だけあって

踊れそうな広さ(踊れないけど)

壁際のキャビネットにも古美術商の創業オーナー頃からと思われるコレクション
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古き良きモノを現オーナー(タクシー会社の会長さんだそうですね)は
極力そのままで引き継がれ63年もの歩みを進めて
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緊張しつつも嬉しさと信じられない気持ちで腰を下ろして
「お飲み物は如何なさいますか?」
そりゃもう答えは決まってる
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メニュー、テーブルクロス、おしぼりまでの美しさにうっとり
数分後、ハンガリーのハンドメイド WINEX/HTTに注がれるシャンパーニュ
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Minière F&R Influence NV(VIVIT)
ミニエール アンフリュアンス
トースト香たっぷりの美しい金色の泡を陽射し降り注ぐ中で
嗚呼、これ以上の贅沢な時間があるでしょうか?!
だって目を上げると
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窓の外には東京タワー!
レストランクレッセントで最高の眺望だと言うこのお部屋で
束の間の夢の時間を過ごしたのです。それはそれはもう、素敵な・・・続きます♪
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