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HAJIMEで夏祭 [Agréable]

大阪のレストランHAJIMEでの特別な夜も〆のデセールタイムへと
(ここまでの話は3日前から順に御覧くださいね)

アヴァンデセール「夕立ち」は左手に大きな蓮の葉が乗せられまして
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掌の中央でコロコロとする甘露、そこへ注がれるのは白い液体窒素
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葉の上であっという間に凍ってソルベのような状態に
視覚だけでなく触覚、しかも手の上に感じるのなんて!
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スプーンで口に運ぶとパチパチと口の中でスパークする飴の雨
夕立の音を飴で表現とは粋な演出!
グレープフルーツ、柚子、デラウェアでさっぱりと、日本酒も使ってるのね
蓮の葉の傘はリアルには使ったことはないけど
子供のころに田舎の祖母家で過ごした夏の夕暮れの記憶が

畑でとうもろこしを捥いだり、冷たい小川で泳いだり、竹藪の中で感じた陽射しや風の音
・・・そんな大昔の記憶が、この都会のビルの中で蘇ってくるなんて!

合わせるSAYS FARM(富山県) シードルは県産の「ふじ」100%、爽やかに喉を流れ
半量ずつとは言えかなり飲んだ筈なのだけど、不思議とまだ飲める

メインデセール「愛」は愛らしいピンク尽くし
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Domaine des Terres Dorees FRV 100 Rose NV(富士インダストリーズ)
ドメーヌ・デ・テール・ドレ FRV100(エフェルヴェサン)
思わずトキメイテしまう色合い、ベリーのデザートにぴったりの微発泡
同じ形のグラスにはミントフレーバーウォーター

イチゴとフランボワーズとサブレ、器のソースをピンクの地球へ
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甘い愛を世界に広げて・・・そう、愛は甘く優しく包むもの
今この時を愛しみながら、まだ終わって欲しくないのに
「もしまだ大丈夫であれば、メニューにはない小さなデザートのご用意が・・・」
「え!・・・ちなみに、それは別のお値段に?(この場に及んで庶民の悲しさよ!)」
「いえいえ、大丈夫です。」
と、言うことで隠れメニューのデセールを半分っこするつもりで1皿だけ
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ナイショのお菓子ですからね、何かは食べた二人だけの秘密にしておきましょ
しっかりお腹を空かせてお料理を平らげて進めれば
このオマケのドアを開けることが出来るのかもしれません
お肉、少な目にしておいて良かった~

特別な夏祭りの屋台が魔法のように現れて言葉を失う
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とてもとてもミニャルディーズって言葉じゃ収まらない豪華な屋台たち

すぐに泣いてしまうから、と真っ先に手にしたのは
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人生2度目の綿あめ(人生初は?・・・と思ったら9年前の秋の尾山台だった)
萎えていく様がなんとも儚く、そして持ち手の棒とスタンドまで美しい造形
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そして人生初のりんご飴、といってもガラス細工のような繊細なりんご飴
飾っておきたいくらいに美しい!グラスの中にはポップコーンのプリン
可愛らしい極薄カカオバター弾の中には危険なお酒がたっぷりと♪
エイっと一口、射的の弾で撃たれたようなドキドキするお遊び
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マルカルポーネのタルトで良かったっけ?気が付いたら消えてた
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もう一つ消えていた、フランボワーズのお姫様仕様ヨーヨー

一つ一つのクオリティの高さに驚くばかりの究極の屋台グルメ
花火すら見ることが叶わなかった2020年夏の夜の甘い夢
Receiptをチラリと確認し「ひゃぁ!」と心の中で悲鳴(想定内でしたが)
本当にご馳走様、と閉店23時ギリギリに席を立つ
4時間のディナータイムもあっという間の興奮尽くし

しかしこの後、最後のサプライズが
記憶に残していきたいことがありすぎて、あと1日だけお付き合いを!
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