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見ているのは [Aujourd'hui]

ニセモノ?ホンモノ??
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一部?全部??
どこから?いつ??誰と???
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小形羊羹イスパハン [Nouvelles]

とらや パリ店40周年記念 ピエール・エルメ・パリとのコラボ
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思うところのイスパハン色よりも一段濃いピンクの箱に
両ブランドのマークが黒で印刷(エンボスではなかった)
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バラでも購入出来ますが、箱の確認がしたくて5本入り(もちろん割高)
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原材料は砂糖、豆類(白小豆、手亡、福白金時)、ラズベリーピューレ、ライチピューレ、バラの花びらペースト、寒天 コチニール色素
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冷やして食べたほうが爽やかで良い感じ
上生菓子のイスパハンも来週から販売(名古屋では入手できないけど)されるそう
きんとんと求肥、どっちも気になるところです~
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HAJIMEの価値 [Agréable]

帰り際に渡された素敵な袋に入っていたのは紅茶のコンフィチュール
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甘い思い出に浸りながら過ごす時間に感じたことを

レストランハジメでの体験を宇宙旅行という表現をしたのは
それくらいに日常とは懸離れた事だったからで
三つ星レストランとは、単にお腹を満たすだけではない
世界中から贅を知り尽くしたお客様が訪れる場所
お茶室は小宇宙だと言われるけれど、そんな感じ。

五感で感じる日常とは違う空間
食べれば消えてしまう料理に込められた想い
大阪のHAJIMEでなければ出来ない表現
計算し尽くした繊細さと
常に大きな期待に応え続けなければならない重圧
それを力に換えられる強さ
その両方を兼ね備えた天才と呼ばれる肇シェフ

高級なものをふんだんに使うのが凄いのではなく
新たな価値を造り出せることが何より凄くて
骨董を珍重するよりも、現代作家の正当な価値を評価する
そうでなければ後世にその仕事を継承する人も居なくなる
ホンモノを見極める眼があるからこそですが
そこを思うと真っ当な価格でしかない

心の底から楽しめたのは今だからこそ
やっぱりタイミングが大切なのだよ~
この夏に訪ねることが出来て本当に良かった!

そして紅茶のコンフィチュール
勿体なくて開けられない、と思っていたら・・・
これに付けよ!と言わんばかりの黄金塊が
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さっくり温めたGâteau battuにとろーり♪
パンドーロよりも密度の濃く、でも甘さはないイースト菓子には最高なのでした☆
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在るべき場所へ [Agréable]

宇宙から帰還した翌朝はダラダラしちゃう至福の日曜
おやつの整理をサクサクしたらチェックアウトの時間

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って芦屋に着いたらもうお昼、もちろんクスダさんへ
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イートインするのは初めてですわ~
さすがに飲み物は二人ともソーダですよ
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パリパリ肉肉のソーセージ
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古代胡瓜の生ハム巻、レンズマメ、キノコとかいろいろサラダ
野菜デリがとても充実しているのは向かいの公園で確認済(笑)
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豚バラのスパイス焼きがドカンのプティサレプレート
こちらのサイドは葉野菜のサラダと茄子マリネ
食べている間もお客様はひっきりなし、加えて
あまりにも肉肉でお腹が満たされたのでテイクアウトする気力消失
名古屋高島屋の催事で買うよりも相当満たされます♪

そして当然(ほぼ)お向かいさんへ
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あまりにも行列だったら諦めるつもりだったけれど
幸いそれほどではなかったので助かった~
さらに
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芦屋ですからね、もちろん行かない訳には
絶妙のタイミングで訪ねることが出来て良かった!!
更にパワーアップする予感しかないし☆☆☆

記憶の中の味、今ここに在る味
同じだと感じても実は変わっているかもしれない
そしてまたその逆も然り
運命に導かれるように、と言っても実は導線は気付かぬうちに・・・なのかも?

本当に転げ落ちそうな坂を下って、細く曲がりくねった鬱蒼とした林の中を進んだり
まるでリアル?な人生ドライブもしつつ
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日々のおやつの大切さを再確認
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通年販売のお赤飯もテッパンなのよ~
やっぱり特別じゃない存在も大切なんだよね

でも最後のおやつは


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HAJIMEの前も濃かったよ [Agréable]

前回森蔵さんを訪ねたのは2019年5月、その際に強烈にアンテナが反応した
超ご近所さん・うどん末治さんの駐車場案内看板
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ココハ絶対オイシイうどん屋さんにチガイナイ!
実際お店の前には行列が出来ていたし
しかししかし
森蔵さんに行く=お菓子でもお食事でもイートイン最優先
の公式は崩れないので、どんなに美味しいお店でも訪ねる機会は無さそう
それでも頭の中から消える事は無く
その時々で営業スタイルが変更する(毎週インスタグラムで告知されていますが)森蔵さん
結局この日はお菓子のテイクアウト販売(実はサンドイッチもあった)となっていたので
森蔵さんの待ち人がとりあえず居ないことを確認した後
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うどん末治(すえじ)さんへ
開店間もない時間ですんなり入店することができました
それでも店内は8割方埋まっていて帰るころには外の待合が賑やかで
美味しいことは食べなくても解っていたけれど
看板から溢れ出るセンスの良さが店内には更に濃厚に詰まっていて
名古屋に有ったら更なる大行列間違いない!!
うどん屋さんと言うよりは大人男子のおもちゃ箱のような店内♪
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とり天ぶっかけ、所謂さぬきうどんですが
麺もお出汁も、そしてとり天がボリューム満点!
手伝ってもらいつつ完食、あきらかに多いけど美味しいモノは食べられちゃう♪
夜がフレンチだと思うと、お昼がうどんって悪くないでしょ?
と、思ったものの食べ過ぎだよ~、でも後悔はナシね!

うどん末治さん、森蔵さんと廻って宍粟市から引き返しラパンが向ったのが
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たぶん3年ぶり?ショコラティエ ヤスヒロセノ神戸さん。1時間ほどで到着しまして
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先ずはアイスショコラドリンクを作って貰って(夜に備えて半分っこね)
ショウケースを眺めて「や、安い・・・。」「でしょ、そして美味しいの!」
ありえない価格のボンボン1箱ずつ+新顔さんがアレコレ登場していたので
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少しだけ、のつもりが結構どっさり買っちゃいましたよ~
新作焼き菓子はサブレカカオ、そしてキャラメルに
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30日以上掛けて丁寧に作った自家製の四国産柚子ピールにミルクチョコ
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フィユ ショコラは紙の様な薄さの板チョコレート
小さなカードのようでもあり、指の熱であっという間にとける薄さ
冷たいパリパリを楽しむ夏ショコラって感じかな~
おつまみやアイスとの組み合わせも楽しそう♪
シェフと久しぶりにチョコ四方山話が出来て良かったよ~


そして30分ほどで今宵の宿・三井ガーデンホテル淀屋橋に到着
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HAJIMEまで歩いて行ける(結局往復タクシー拾ったけど)
先着順だけど1200円で立体駐車場(遅れたら周辺は高くて困るんだけど)
そして何より
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モデレートツインはユニットバスが2つ!
おそらくシングルルームを改装してツインにした間取り
(片側の元の廊下ドアはクロゼットになっていた)
女子旅には特に嬉しい設備です♪しかもですね、激安!
4,000円がGo To トラベルで2,600円+駐車場で総支払額は3,800円
いくらビジネス街で出張需要が激減とは言え、安すぎる~
dinnerとおやつに予算を十分に配分できて助かりました♪

チェックイン後、森蔵のケーキとセノさんのショコラを冷蔵庫に入れたらラパンは出発
その前に電話でお菓子がまだ残っているか確認してもらいまして
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ああ、ホントにお久しぶりのボニーズベイクショップさん
ドアを開けると「あ~お久しぶりです!」と浪速の美人姉妹
暑い夏でもモリモリ焼き菓子焼いてくれているのね♪
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Sally'sレモンライムバー、淡路島レモンカードのマフィン
バタークリームカップケーキにアメリカンクッキー
あ、パウチのアヒルちゃんクッキーはオトモダチの作だった~

この後、森蔵のケーキを少しだけ食べて休憩タイム
各々バスルームがあるのでゆっくり支度を整えまして宇宙へ出発!
ほぼ完璧な1日でありました~
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3度目の森蔵@宍粟 [Jours fériés]

行きたいと言うのなら、よっしゃ!運転しようじゃあーりませんか!
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お喋りもノンストップであっけなく着いちゃった♪
1番に並ぶつもりでいたのにお喋りに夢中のあまり道を誤るヘマをして
残暑厳しき中、待つことになるのですが・・・
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二人して感心したのは、この街の近郊の皆様はどっしり構えておられるのか
なかなか先へは進まない中、お客さまたちの心持が何とも穏やかで
懸命に応対するスタッフさんに対しても和やかに、まるでフランスの田舎町のようで
「ちょっとちょっと、まだなの~」なんてイライラな雰囲気なんて皆無
ああ、どんどん素敵なお客様に慕われて行くんだなぁと、まるで
過去2回セットで出掛けた鳥取のトゥジュールさんみたいじゃないか!

店内に入れたところで残っている子たちを見渡し
どれを諦めるか?の協議・・・あっさり答えは出るんだけどね
宍粟市を出発してから3時間弱(途中寄り道アリ)おやつタイム♪
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厳戒態勢で運搬したお菓子たちを大阪のホテルで御開帳
この3時間後には宇宙旅行へ出発なので慎重に行動せねば、ということで2つだけ
オリジナルの保冷バッグの可愛さにキュンと来たので2人とも購入よ
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ブリオッシュに注入したパティシエールは飲物だ~
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このコたちは半分にカットされ翌朝おめざに(グラス入りのは飲み物なので完食)
バタクリ組は半分はきさ家まで保冷剤溶かすことなく連れ帰り夜おやつに
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お菓子な人々が森蔵に興味津々なのは、この辺りがソソられるからでしょ!
プラランルージュ、マルコナ乗ったクグロフ、フランにブリオッシュシュクレとかたまらん!!
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御主人のバゲット展開の「ぬれラスク」ホントに傑作でしょ~
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袋っ子たちも半分以上のの種類を持ち帰ったような?!
名古屋に有ったらトンでもない行列店になることは間違いないっしょ
相変わらずセンス良すぎなんだけど
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「ひつじ」にゃ参ったよ~~~
勿論ポロポロも美味しく頂きましたよ♪

サンドイッチの用意があったことを知らずに出掛けてしまったのが最大の後悔
さて、果たして4度目森蔵は実現するのでしょうか??
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Team HAJIME 2020 [Agréable]

「肇」
男性の名前「はじめ」で目にする事くらいしか思いつかない?
音読みだと・・・??「チョウ」って知らなかった~
で、肇の言葉の意味は「入り口をあけて物事をはじめる」「最初に」

辞書を捲ると出てくる言葉だと
「肇国」(ちょうこく)初めて国を作ること
まさに名前の通り!ハジメは大阪に作られたレストランの枠に収まらない

夢を見せてくれる国・・・いや、夢の星なのだと
夢の場所だから写真お断りにしていたのかな?とも思う
「レストランハジメに行くことは宇宙旅行に行くことだから」
飛行機で外国に行くのとは別次元の体験だったの

宇宙空間から地球を眺め、さらに地球ではない星に降り立つような
そんな体験をさせてくれるのがミシュラン3つ星の価値なのだと
おいそれと「また行きましょう!」とは言えないけれど
どれだけ宇宙に憧れてたくさんの写真を見て様々な動画を眺めたしても
実際に行ってみなければ判らない、って当たり前のことを知り

なによりも
初めて遭うお客の過度な期待を見事に上回る体験をさせてくれた
米田肇シェフとシェフを支えるスタッフのチーム力
完璧なサーヴィスでもてなしてくれるプロの仕事
もちろんお若い方もいらっしゃいます
一生懸命に、この場所に相応しい仕事をしようとする姿に
このTeamに相応しい対価を支払うことが出来て良かった!

最後のguestとなった私たちをレセプションで見送ってくれた米田シェフ
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思いがけない素敵なお土産!・・・まだ開けてないのよ

時間も遅かったので、少しだけ想いを伝えました
最初に3つ星を獲った時、シュクレ岩永シェフにバカラ製の☆を贈ったこと
http://www.lesucrecoeur.com/blog/bio_blog11.html
あの話は泣けました、そしていつか行きたいと二人とも思っていたこと
コロナで困窮している飲食業界のために率先して署名活動されていたこと

思ったよりも小柄で(でもマッチョなのよ)優しい声の方でした
ドアの外まで見送ってくれます
東に向かって歩いて、その先の大通りでタクシーを拾おう・・・速足で

きっとこの路地を曲がるまでシェフは外で見送っている

北行きの通りにハザードを出して停車するタクシーが見えたとき振り返ると
やはり白いコックコート姿が
小さくお辞儀をしてタクシーに乗り込んだら、現実の世界へ戻るのでした。


ここまで読んで下さった奇特な方へ

もしも行ってみたいなぁ、と思ってくれたならば
宇宙に行くつもりで是非とも訪ねてみてください
一緒のテンションで楽しめる人と行ければ最高だけど
チャージが掛かるけれど独りで対峙するのも大いにアリだと思いましたよ!
ご想像よりもずっとずっと素晴らしい時間が待っている筈です。

HAJIMEの話はこれでお終い、いつかまた続編を・・・いやきっと
その頃には全く違うレストランに進化していることでしょうね。
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HAJIMEで夏祭 [Agréable]

大阪のレストランHAJIMEでの特別な夜も〆のデセールタイムへと
(ここまでの話は3日前から順に御覧くださいね)

アヴァンデセール「夕立ち」は左手に大きな蓮の葉が乗せられまして
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掌の中央でコロコロとする甘露、そこへ注がれるのは白い液体窒素
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葉の上であっという間に凍ってソルベのような状態に
視覚だけでなく触覚、しかも手の上に感じるのなんて!
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スプーンで口に運ぶとパチパチと口の中でスパークする飴の雨
夕立の音を飴で表現とは粋な演出!
グレープフルーツ、柚子、デラウェアでさっぱりと、日本酒も使ってるのね
蓮の葉の傘はリアルには使ったことはないけど
子供のころに田舎の祖母家で過ごした夏の夕暮れの記憶が

畑でとうもろこしを捥いだり、冷たい小川で泳いだり、竹藪の中で感じた陽射しや風の音
・・・そんな大昔の記憶が、この都会のビルの中で蘇ってくるなんて!

合わせるSAYS FARM(富山県) シードルは県産の「ふじ」100%、爽やかに喉を流れ
半量ずつとは言えかなり飲んだ筈なのだけど、不思議とまだ飲める

メインデセール「愛」は愛らしいピンク尽くし
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Domaine des Terres Dorees FRV 100 Rose NV(富士インダストリーズ)
ドメーヌ・デ・テール・ドレ FRV100(エフェルヴェサン)
思わずトキメイテしまう色合い、ベリーのデザートにぴったりの微発泡
同じ形のグラスにはミントフレーバーウォーター

イチゴとフランボワーズとサブレ、器のソースをピンクの地球へ
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甘い愛を世界に広げて・・・そう、愛は甘く優しく包むもの
今この時を愛しみながら、まだ終わって欲しくないのに
「もしまだ大丈夫であれば、メニューにはない小さなデザートのご用意が・・・」
「え!・・・ちなみに、それは別のお値段に?(この場に及んで庶民の悲しさよ!)」
「いえいえ、大丈夫です。」
と、言うことで隠れメニューのデセールを半分っこするつもりで1皿だけ
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ナイショのお菓子ですからね、何かは食べた二人だけの秘密にしておきましょ
しっかりお腹を空かせてお料理を平らげて進めれば
このオマケのドアを開けることが出来るのかもしれません
お肉、少な目にしておいて良かった~

特別な夏祭りの屋台が魔法のように現れて言葉を失う
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とてもとてもミニャルディーズって言葉じゃ収まらない豪華な屋台たち

すぐに泣いてしまうから、と真っ先に手にしたのは
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人生2度目の綿あめ(人生初は?・・・と思ったら9年前の秋の尾山台だった)
萎えていく様がなんとも儚く、そして持ち手の棒とスタンドまで美しい造形
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そして人生初のりんご飴、といってもガラス細工のような繊細なりんご飴
飾っておきたいくらいに美しい!グラスの中にはポップコーンのプリン
可愛らしい極薄カカオバター弾の中には危険なお酒がたっぷりと♪
エイっと一口、射的の弾で撃たれたようなドキドキするお遊び
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マルカルポーネのタルトで良かったっけ?気が付いたら消えてた
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もう一つ消えていた、フランボワーズのお姫様仕様ヨーヨー

一つ一つのクオリティの高さに驚くばかりの究極の屋台グルメ
花火すら見ることが叶わなかった2020年夏の夜の甘い夢
Receiptをチラリと確認し「ひゃぁ!」と心の中で悲鳴(想定内でしたが)
本当にご馳走様、と閉店23時ギリギリに席を立つ
4時間のディナータイムもあっという間の興奮尽くし

しかしこの後、最後のサプライズが
記憶に残していきたいことがありすぎて、あと1日だけお付き合いを!
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HAJIMEの元 [Agréable]

大阪のレストランHAJIMEのエントリも3本目(2日前まで遡って下さいね)
いよいよメインのお皿へと続きます~

ハジメと聞いて頭に思い浮かぶの文字は「始め」「初め」そして「元」
ここまで現代日本で味わえる極上のお料理、という印象でしたが
やはりフランス料理が全ての元(hajime)なので肉料理の1皿目にフレンチ直球

迎え撃つのはブルゴーニュのグランクリュ、星付きレストランで味わうべきピノ・ノワール
CLOS DES LAMBRAYS GRAND CRU 2008(JSRトレーディング)
クロ・デ・ランブレイ グラン・クリュ
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クロ・デ・ランブレイは"コート・ド・ニュイの宝石"とも賞されるグラン・クリュ
1981年にAOC法施行後初めて、一級畑から特級畑へ昇格を果たした伝説の畑
ドメーヌ・デ・ランブレイはこの特級畑の99%以上を所有
薔薇のような香り、しっかりした骨格で男性的でもあり

カトラリーもラギオール(Laguiole)がセットされて木のお皿の上にはシュクレのPain
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花を纏った自家製バター(クリームをシェイクして作るそうですよ)
想像するのレストランでの最上級のパン

「希望≪生命と大地の芽吹き≫」の4部構成のうち2品目の「草原」
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広島県竹原の峠下牛(たおしたぎゅう)抹茶で描いた草の上にはビーツやパースニップ(セリ科のニンジンに似た白い根菜)あとプチコリンキーかな?
お肉のソースと横のオレンジ色はカボチャのソース、はぁ美味しい~
もっと食べたい、でもお腹も限界・・・少な目にして貰って正解だったかも
ノンアルは木製のワイングラス(左上に少し写ってますね)にフレーバーウォーター
大地をイメージしたもので、器の香りと相まって森の中のような気持に♪

希望の3品目の「空」に合わせたグラスは
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ノンアルは甲州ぶどうを丸ごと(種も皮も)を余すところ絞った雫
だからワインも日本ワインで
Fermier Cabernet Franc
フェルミエ ホンダヴィンヤーズ アンド ワイナリー
フェルミエ自社農園のカベルネフラン100%
ベリーの香り、エレガントな味わい、好い意味で「日本のワインじゃないみたい」

青楓が敷き詰められたお皿の演出だけで震えてしまう
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左側の煙が籠ったガラスの中から
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桜のスモーク香の鶉が登場しまして
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お箸で口に運ぶからか
極上の焼き鳥(って失礼な!)
もちろんフレンチですからねカシス、そして杜松の実(ジンの香りに欠かせない)
黒ニンニク、ペコロス・・・もう焼き鳥にカベルネフラン、絶対美味しいぢゃん!!
そしてフランス人も好むお味だと思うのよ

ああ、お腹一杯だぞ、と思ったところに4品目
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「野原」はお料理後のフロマージュの位置づけ
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ここでまさかの生酛純米大吟醸 大七頌歌(福島)
しかもBaccaratのグラスに燗酒ですよ
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普通ならワゴンに様々なチーズが乗って登場なのでしょうけれど
新鮮な牛乳に春菊、イタドリ、杏で即興チーズ
チーズと生酛、これまたフランス人が好みそうな組み合わせ
ノンアルはフランスのアプリコットジュース、そりゃ美味しですとも~

ココまででお料理はお終い、もうお腹も限界です
書いてないだけで実況ならば「凄い。」「スゴイ。」って連呼したまま
その勢いでデザートへと続くのです・・・ホントにスゴイのよ♪
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HAJIME thé 尽くし [Agréable]

一夜でこんなにも沢山のハジメテを体験したのは
少なくとも日本の中では無かった筈で
(このエントリから目にされた方は是非とも前日からどーぞ!)
訪問予定されている方は以下、ご覧にならない事をおススメします

レストランハジメのシグネチャーに合わせるグラスから
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Fronholz Riesling Domaine Ostertag 2018(ジャルックス)
フロンホルツ リースリング ドメーヌ・オステルタグ
アルザス・コルマールの若きドメーヌ、奥様が描かれた繊細なエチケットのイメージ通りのシンプルだけど決して軽くはない
穂紫蘇やハーブが入ったワイングラスにはトマトのエキス
もはやコレそのものが料理の1品でも良いのでは?と思える完成度

「地球」は本来テーブルでシェアして頂くお料理ですが
現在は各々のお皿で提供されます・・・嗚呼、青いお皿が眺めたかった!
このガラスのお皿も素敵なのですが、やっぱり地球は青でなきゃ
でも、これが米田シェフにとっての現在の地球の姿なのでしょう
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70種類以上の植物由来の素材だけで彩られた大地の上にふんわり白い貝の泡の雲
山から湧き出た清水が沢を伝って川となり、海へと注ぎ雲となり、再び山の上で雨を降らせて
貝の養殖をする漁師さんが、豊かな海を育てるのは森の木々だと言ってた通り
命の水の循環を表現したまさに地球の名に相応しいお料理
お野菜も温度や食感も様々な調理がされていて、蕎麦の実やナッツの穀類にハーブの香り
美しさだけでなく、さまざまな大地の恵みを感じられるのです

次は「海」の世界へ
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「満ちる」と名付けられたお皿にはこんがり焼かれたノドグロ
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鯛などをベースにした熱いスープが注がれて
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ニョロニョロのようなビジュアルのル・シュクレクール岩永シェフ調製のパンと青海苔バター
お酒は京都伏見の豊澤本店 純米大吟醸 京纏(きょうまとい)
山田錦を35%まで磨き、伏見七つ井の一つ「白菊水」で醸した清流のように澄んだ純米大吟醸
ノンアルは同じく京都から、宇治の玉露を水出しで甘く旨く
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鯛の出汁にノドグロ、青海苔の香り・・・日本料理のお椀に通じるような
海が満ちるように、ホっと心も満たされる温かい一皿

こちらが「つながり」
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手長エビ、生ハム、ウズラの卵、蝦蛄とすっぽん
ロマネスコや銀杏の小さな島を巡るように
ノンアルの小さなレースのようなグラスには温かい透明な液体
”親しみある野菜の風味を余すところなく抽出した”って・・・何?
知ってる香り、でも・・・「何だろう?」「人参じゃない?」「さすが!」
後に残る香りは人参のグラッセのそれ、ああ楽しいね~

つながりに合わせるワインのはボルドーの銀の翼
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Aile d'Argent 2008 Chateau Mouton Rothschild (ジャパンインポートシステム)
エール・ダルジャン シャトー・ムートン・ロートシルト
うわぁ、と声が思わず出てしまうエレガントでrichな雫

「調和」人そして自然と名付けられたお皿
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ここでフォアグラ、最上級に繊細なポテトチップスに挟んで手で抓みます
下の白いお座布団は塩なので食べちゃダメよ
嗚呼、こんなに贅沢なポテチには…まさかの?やっぱりbeer!
しかしタダモノは出て来ませんよ、オーストリアのヴィンテージビール
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Samichlaus Bier サミクラウス(日本ビール)
毎年12月6日のサンタクロースの誕生日に発売される世界最強下面発酵ビール
甘くて苦くてモルトの香り、このビール単体ではお代わりできないけれど
フォアグラポテチとの相性はバッチリ!
そしてノンアルの古代米の玄米茶、これまた香ばしくて素晴らしかったの!!

ここからは「希望」
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「露」のグラニテはまさかの松!陸前高田の奇跡の一本松なの??
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初めて口にする松は・・・苦い。美味しいかと言われると肯定は致しかねますが
すっきりするにはアリのかもしれないよ。

確かこの辺りまでで20回くらいは「スゴイ!」って口走ってた筈
でもまだこの先がメインなんですってば!・・・明日へ続くよ。
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