HAJIMEへの一歩

まさか、と思うことが起こるのだと
誰しもが実感することとなった2020年に
まさかまさかのドアの向こう側へ踏み出すことになろうとは・・・

あらゆる面で「特別」なこの場所へ

『ご一緒しませんか？』
『お誘い頂けるなら、喜んで。』

色々な偶然が重ならなければ、おいそれとは叶わない
でもHAJIMEの一歩を踏み出してしまったのだ！

レセプションで入念な感染症対策を受け、いざ奥へ入ると
広さはないものの落ち着いたシックな空間が広がっていて
壁際ではなく、ダイニングのほぼ中央の席へと案内されると

もう逃げ場は無い！

・・・いやいや、何から？？

場慣れしている方ならば堂々と振舞えるのでしょうけれど
席数に対して圧倒的に多いホールスタッフの目が常に行き届き
否が応でも庶民には緊張度が高すぎるのよぉ

しかしそこは超一流店
どんなゲストにも楽しんで貰おうという心が伝わるサーヴィス
極上の夜を過ごすこととなるのです。
大阪の☆☆☆レストランHAJIMEは写真撮影お断り、と思っていたのですが
時代の流れからか現在はOKになっていて
でも、本気で行くつもりだったら見ないでその場で感激することをおススメします。
もちろん写真で見たところで、現実のテーブルを目の当りにしたら感激出来るとのも間違いなく
お気軽に、ってお店ではないからこの先を見るか見ないかのご判断はご自身で。

前置きが長いね・・・って長くて当然
ペアリングのコースがアルコールもノンアルコールも
事前にmenu眺めるだけで二人ともワクワクしちゃってたので
もう密蜜旅行なんだから同じグラスのシェアもOKってことにして
んが、ソムリエ氏から予期せぬ一言が
「ペアリングのコースは３皿目のお料理からとなります。」
そう言われたら二人とも答えは決まってる！

英国王室御用達グランメゾンの特別なヴィンテージシャンパーニュ

ジョセフ・ペリエ　キュヴェ ジョセフィーヌ 2008（ジャルックス）
創始者であるジョセフ・ペリエの愛娘ジョセフィーヌの名を冠し
愛情を一身に受けたジョセフィーヌの美しさを表す金色を彩った華麗なデザイン
「ボトルは芸術品であるべき」というジョセフ氏の意志を今日まで受け継いだものだそう
ボトルだけでなく勿論お味も特別、美味し過ぎて飲み過ぎないようにしなくては！

最初のお皿は「大地」

籠に盛られたトウモロコシが中央に置かれまして、脇のお皿には

焼き玉蜀黍を敷き詰めた上に球体にしたトウモロコシのスープ
スプーンをそっと口に運ぶと
あっという間にスープとキャラメリゼの香りが相まって極上の焼きもろこし☆

細い皮つきトウモロコシの中には温かいトウモロコシの蒸しパン
香ばしいヒゲ根と一緒になるとトウモロコシ感を余すところなく味わえます

続いては「磯」の仲間たちが現れましたよ

貝殻の上に乗せられた白いフリルの上には平目と数の子
オリーブのパウダーを纏ってサクっとコリっとなんとも贅沢なライスペーパー

球体の下部は大根、上にはボタンエビとキャビア

こちらの真ん丸は鮎のフリット
鮎って川魚でしょ？いやいや、育つのは海ですからね

中央に鎮座する海藻と牡蠣が盛られたお皿に近づけられたのは法螺貝！
マジックショータイム？？

演歌歌手のディナーショー？って突っ込まれそうだけど
いや、これね
目の前で見たら

すごーい！

しか言葉が出てこなかったですよ、お世辞抜きで。

氷の取り皿へと移してパクっと！
牡蠣と胡瓜とヨーグルト、ギリギリの火入れで生牡蠣の好きな人も苦手な人も
きっとコレは美味しいと皆が唸るんじゃないかしら？

貝のスプーンで頂く薄いガラスの器には雲丹とブロッコリーの泡

ムール貝の中の小さな海にはラッキョウとキヌア

人魚姫もきっと目を奪われる美しい海の森が陸の上に再現されていたの

で、ここまでがシャンパンで頂くペアリング前のお料理って
この後はいったいどうなってしまうの？？
・
・
・
徐々にトーンダウンしてしまう、って残念なパターンもありますが
過度な期待の上の上の上を突き抜ける夜

一言で表すならば

「飛行機の更に上、宇宙旅行のような夜」

そしてココからがペアリングの始まり

「湖」の上に泳ぐビワマス
ショットグラスに自家製濃い目の自家製ジンジャーエール
ワイングラスに注がれた純米酒

陸奥八仙Blanc 八戸酒造
青森県酒造好適米に白麹を使用した「blanc=白」がテーマの陸奥八仙
ソーヴィニヨンブランやリースリングのような香り

湖の中を覗くと見える魚の群れ
八丁味噌は極薄シートにして魚影を作ったり、小さな焼き味噌のようなアクセントに
リンゴのピュレや角切りとプチオゼイユ（姫酸葉、で良いのかな？）と共に
クリストフルのナイフがピンセットのように見える
ああ、何て美しい湖面！見惚れてしまうけど、サクサクと食べてしまうよ～
辛口のジンジャーエールとの相性もバッチリ、爽やかな陸奥八仙も当然◎
初めて日本酒を飲まれる外国のお客様にも喜ばれそう☆

初めてのHAJIMEの夜は長いのよ・・・続きます♪

再会も新たな出会いも

今年もパティスリーハイさんで究極モンブランが始まりましたよ♪

自家製マロンペーストに中はシャンティ＋メレンゲ土台と王道の組み合わせ☆

そろそろお終い？いちじくショートケーキ、やっぱり夏の終わりには欠かせないし

ナガノパープルのショートケーキもナイスです♪

しかし今年の初秋の女王は

甘露煮いちじくのミルフィーユで決まりでしょ☆
無花果は生派も、無花果は苦手派も一度食べてみて欲しい～
来年以降もシーズン商品化してくれるとイイなぁ♪


昨夜の続報
一晩寝ても諦めるのはまだ早い？と思えたら即行動！
webはダメでも電話ならばもしかして？の淡い期待と前のめりで
しかも因縁の日程だった・・・こんなコトってあるのね
打って響かなければ叶わなかった、何時だって何処だって奇跡の連続☆

共働学舎新得農場の夏チーズ

今年初めて旬楽膳で手に取ってみたシントコは

放牧で青草をたっぷり食べた牛のミルクのみで造り、約1年の熟成させたハードチーズ

スライスして常温に戻すと香りが一層引き立ち濃厚な味わい

こんなのに乗っけてトロリとさせても最高！！

でも今年はグランデの発売は無いのですって・・・残念。
毎年様々な都合があるから仕方がない
来年会えるように願いましょ。


最強の自主練から戻った後の月曜日に届いた絶望の知らせ
そうならないために、半年以上ずっと意識して過ごしてきたのに
一番楽しみにしていた時を諦めなくてはいけなくなるなんて・・・
いや、これからもっと悲しいことが立て続けに起こるのかもしれない
だからこそ、今という時間を大切にしなくては。

続・野菜たっぷり

お店ゴハン、というよりは

自作ご飯感覚の味付けで食べ飽き無さそうな日替わりランチ
固定ファンも結構多そうなのね～
「行ってらっしゃい～」と送り出してくれるのもイイね～

野菜たっぷり

ドレッシングが多すぎだったけど

1プレートで色々食べられるのは良いかな～

珈琲を食後にするのか？一緒にするのかは悩むところ。

おやつは欠かさず

食欲が無くてもチーズケーキで栄養補給

おめざに丁度良かったりする、ふわふわチョコはいつでもウェルカム♪

アールグレイのバタクリ、また出てくれないかなぁ

ボトル入りゼリーは３度目になるとこんな展開

シフォンケーキベースの上に盛り付け、更にイタリアのレモンソルベを乗せて
ふと横から見たら象の顔のように・・・もう再現できないけど

甘納豆と奈良で買ったピーナッツ煎餅は

備蓄していた国産果物ミックス缶詰にバニラジェラートとヨーグルト
あり合わせだったけどナイスな盛り合わせでしょ～

カッシーニのイタリア菓子

ビスコッティ・レジーナは胡麻をたっぷりまぶしたお姫様のお菓子ビスコッティ
ビスコッティと言っても軽い風味で甘さ控えめ、夏の栄養補助食品にぴったり☆

蕎麦のつもりが

天ぷらでお腹一杯になってしまったよ！

ダー母さまはかけ＋盛り合わせ（そしてほぼ引き受けるお役目に）

きさはざる＋穴子（盛り合わせよりイイお値段だけあって大物です！）
穴子を心ゆくまで食べられるのは何とも贅沢なんだけど
でもホントはそこまで大きくない穴子の方が好みかも・・・

１軒目のお蕎麦屋さんでフラれて、でも完全に蕎麦の気分だったのでご近所の老舗へ
13時過ぎてるからすんなり入れるかと思ったら甘かった！
しかしもう彷徨う時間もないので3組待ちを受け入れて
お腹ペコペコだったから、そして食べても食べても勿論もたれたりしないので完食
あ、でも蕎麦湯二口でギブアップでやっぱり勿体なかったかな～

いしかわがしづくし

もう目がテンになるとはこの事か！１泊2日でどんだけ廻って来たんだか！！

メインは紫蘇と鯨、そして夏の麦だねぇ

松葉屋と森八の鯨は見た目と食感のギャップが面白い

金沢の水本さん、お母さんは相変わらずオマケ好きだった模様
どら焼きが浅草の有名店みたいなタイプでびっくり！

諸江屋の庵は黒砂糖蜜を塗り胡麻を散らした加賀平野産の餅米で焼き上げた麩焼き煎餅
夏向きかと言われると微妙だけど嫌いじゃない

方丈は洲浜入りの生落雁、これまた夏向きじゃないけど（以下同文）

山菜に胡桃、白い山土産とでも言えば良いのか？

甘納豆かわむらの七尾の河内豆と能登大納言

コロンと丸い河内豆は皮まで柔らかく炊けていて見た目よりずっと美味しい
赤みの強い能登大納言のお味は言うまでもなく♪

菓匠虎彦の「こむらさき」また食べられて嬉しかった！
大量のシゴトも含めて感謝感謝です！！

ペルージュで初dinner

当然ながら今年のお盆休みは遠出は出来ず
それならば、と県内の美味しいお店を巡っていた訳で
高速代もガソリン代も掛からないなら、夜menuって贅沢もアリでしょ～って

キャビアと茗荷のカッペリーニ
まだ昼の暑さの余韻が残る身に嬉しい口取り
ダーは水出しダージリン
キャビアには当然シャンパーニュ

Jose Michel & Fils Brut Tradition NV（ラシーヌ）
ジョゼ・ミシェル・エ・フィス トラディション
ピノ・ムニエ70％ , シャルドネ30％
ムニエ主体でシャルドネやピノ・ノワール以上に熟成させるのには技術が必要らしく

夜はバゲットにリエットが添えられるのね
グラスがあっという間に空になってしまう～

天然キハダマグロのカルパッチョ 茄子のマリネと水茄子のサラダ
上のパウダーは焼きナスのムースとエスプレッソ
茄子が好きで良かった、って心から思う一皿

Silene Domaine des Maison Brulees（サンフォニー）
シレンヌ ドメーヌ・デ・メゾン・ブリュレ
ソーヴィニヨン・ブランのすっきりさん

イサキのポアレ トマトのコンフィとオリーブ 香草のプロヴァンス風
夏にこそ嬉しいソースでモリモリ食べられちゃう

さすがにもう半分だけ、ね
マダムとの間合いもバッチリで

ブルターニュ産仔鴨ロース
トウモロコシとサマートリュフ添え ジュドカナール
やっぱり夜にして良かった～

Pineau d'Aunis Jardin du Poira 2018（ワインプラザマルマタ）
ピノドニス・ジャルダン・デュ・ポワラ
酔ってもイイんです、って気分で酔えるのがシアワセ

その余韻のままアヴァンデセールへ

桃のコンポートと桃のグラニテ キルシュ風味
するりと消えまして

カリフォルニア産黒無花果の温製タルトと黒ビールのアイス
ああ、レストランのデザート最高ね～

フレッシュハーブティーとミニャまで抜かりなし♪
この日の夜は１階はきさ家のみ

2階個室に１組、奥に１組だったので寛いで過ごせました

テーブル毎に消毒スプレーも用意されていて安心
驚くべきことにココに5時間前までTさんが・・・嗚呼、惜しかった！
いつか必ず皆でご一緒しましょうね☆

おまけ

前回ペルージュさんでテイクアウトを引き取りの際、お隣造作中だなぁと思ったら
円頓寺ホントに出店ラッシュなのね・・・

パン屋さんでパンじゃない話

野並くまくるさんで赤ブロンプトン！

マダムはるちゃんの新車だそうな～コレならお店のバックヤードに安心して収納出来るからね♪
さてさて、熊野シェフは何にされるのか？？

陳列棚も換気をしやすくて選びやすい棚にリニューアル

冷蔵ケースもグっと大きくなってますね～
奥面も可愛い壁紙で飾ってあるのがお店の雰囲気にマッチしてる☆

シュガートゥースさんの季節のジャムが買えるのはやっぱり嬉しい！
そして手前の引き出しに掛けてあるのが新たに作られたエコバッグ
パラシュート生地のポケッタブル、男性でも違和感なく使える色と
畳んだ状態になるとお店のロゴが出る（使用時は内ポケットになる）ってデザインも好ましい～

パン屋さんのエコバッグでは珍しい素材ですが薄さ、軽さ、強度、申し分ないね☆
・・・って、またエコバッグ増えちゃいました(^^;