万月堂の黒船 [Agréable]
店先で何気なく試食させてもらったお菓子でしたが
https://kisake3.blog.ss-blog.jp/2019-11-11
こんなにも悲しい哀しい掛け紙を今まで見たことは無かったし
これからもきっと無いだろう、と衝撃を受けた切なすぎるお菓子
カステラをスティック状にカットし、黒糖生姜風味の密を纏わせて焼き上げてあり
そっと齧るとホロリと黄金色のカステラが現れる
固そうに見えるのですが乱暴に触れてしまうと崩れてしまう
しっかり生姜と黒糖の風味が相まって、何とも刺激的なのに儚い
黒船の栞から
何世代か前・・・ほんの少し前の時代の悲しい現実
甘いお菓子を食べながら馳せる思いはピリリと切ない
何も知らされず異国の地へと旅立ったのか
大切な家族を守る為に自ら覚悟したのか
彼女たちの大きな犠牲があって、平和で自由な今が在るのだと思いたい
「ジャパゆきさん」と昭和の頃に呼ばれたアジアから出稼ぎに来る女性たちが
「唐行(からいき)さん」がその数十年前にあってのことだと当時は知る由もなく
辛く悲しい現実は、声を上げて後世に残すことが躊躇われる
ひっそりと埋められて行くのだから、立ち止まって探さなければ
たとえそれが、知らない方が良かったと思えるような現実だったとしても。
https://kisake3.blog.ss-blog.jp/2019-11-11
こんなにも悲しい哀しい掛け紙を今まで見たことは無かったし
これからもきっと無いだろう、と衝撃を受けた切なすぎるお菓子
カステラをスティック状にカットし、黒糖生姜風味の密を纏わせて焼き上げてあり
そっと齧るとホロリと黄金色のカステラが現れる
固そうに見えるのですが乱暴に触れてしまうと崩れてしまう
しっかり生姜と黒糖の風味が相まって、何とも刺激的なのに儚い
黒船の栞から
何世代か前・・・ほんの少し前の時代の悲しい現実
甘いお菓子を食べながら馳せる思いはピリリと切ない
何も知らされず異国の地へと旅立ったのか
大切な家族を守る為に自ら覚悟したのか
彼女たちの大きな犠牲があって、平和で自由な今が在るのだと思いたい
「ジャパゆきさん」と昭和の頃に呼ばれたアジアから出稼ぎに来る女性たちが
「唐行(からいき)さん」がその数十年前にあってのことだと当時は知る由もなく
辛く悲しい現実は、声を上げて後世に残すことが躊躇われる
ひっそりと埋められて行くのだから、立ち止まって探さなければ
たとえそれが、知らない方が良かったと思えるような現実だったとしても。
2019-11-21 23:03
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