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クレッセントのお土産 [Agréable]

この部屋を出なければならないのが名残惜しくて
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いつもなら、素敵なお店を後にする時には

また来たいね、きっと来ようね。と言葉を交わすのだけど
それは叶わない

10月末でレストランクレッセントが閉店
その知らせを聞いたのは、大阪HAJIMEを訪ねた直後のことで
あまりにもショックで暫し茫然・・・何故なら
2019年初夏に交わした約束
「来年の初冬にはクレッセントへ行こう」

長く長く素晴らしいお客様に愛されてきたグランメゾンの閉店に
きっと多くのお客様が「最後にもう一度」と願うのは当然のこと
本来ならば一見客は遠慮すべきと個人的には思うのですが
ずっと前から訪ねる事を決めていたんだから、と掟破り

報を知った時には既にweb予約システムは全て満席になっていて
でも、まだ諦めたくない
電話で事情を話せば空いている日が見つかるかもしれない

最初で最後、って言葉は好きじゃない
ずっと続くつもりの1ページで在りたいのだけど
それ以上にやはり訪ねるべきお店だと感じて・・・
そこからあれやこれやとありまして、この日を迎えたのでした
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グランメゾンはかく在るべきと思えたお店でした
こんなにも素晴らしいお店が幕を下ろさねばならなくなったことは
惜しいの一言に尽きます
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食べ切れなかったお茶菓子たちに加えてお見送りのお菓子が
この可愛らしい箱に詰まっていました
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ニブを散らしたチョコ、抹茶小豆、ココアナナスの3色マカロン
アマンドショコラにファーブルトン、パートドフリュイ
なんて素敵なプティフールたち!

美しい夢の時間を与えてくれたバイカウントルームを出て
エレベーターへが地上へ降り立つと
帰り口で更に大きな紙袋を受け取り、謝意を伝えて館を出ても

すぐに現実には戻れない

やっと数歩進みかけたところでタクシーが
振り返ってもう一度、小さくお辞儀をして乗り込みました。
想像よりもずっとずっと素晴らしい夢の時間でした。

名古屋まで抱えてきた大きな袋の中には
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上質な大きな箱にクレッセントのリボンが掛けられた
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ジラルデのスペシャリテ☆タルトヴォードワーズ
フランスとの国境、レマン湖をはさんだスイスのヴォ―州の伝統菓子
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ほんのりシナモン香るタルトは常温だとトロリとしたクリーム
冷やせば生キャラメルのような食感を楽しめるの

そしてもう1箱、お料理を予約の際に一緒にお願いしておいたのは
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パウンドケーキ2本組(もちろんLサイズ!・・・重たかった!!)
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生地はつなぎ程度でドライフルーツがみっちり詰まっております♪
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オレンジピールが入ったチョコケーキは想像よりもずっと軽やか!

1回きりとなってしまいましたが、本当に訪ねる事が出来て良かった。
そして、いつかどこかで
クレッセントのエスプリを感じられるお店に出会えますように。
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