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亀廣脇の旅ごろも [Tous les jours]

先月の京都で初めて訪ねた亀廣脇さんで
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上生菓子は予約制なのだけど、その他のお菓子は店頭注文OKだったので追加したお菓子
この縦型の紙容器と「旅ごろも」の名前に惹かれたのです
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栞の歌は国文学・民俗学者の折口信夫(歌人・詩人の釋迢空)が小学生の頃に詠んだものだそう
左側の店主さんからのメッセージにもほっこり

紙容器の中にはジッパー付き厚口ビニール袋、その中に
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直径2センチ弱の焼き菓子が詰まっています
材料に黒糖と記載があったので、御倉屋さんの旅奴を想像しながら口に運ぶと



?!
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白味噌か!!
いや、お菓子なのにしょっぱいのが一番に来るって?!
しかも只のしょっぱさではなく、独特の発酵風味で大徳寺??って思ったくらいで
波照間黒糖が先に記載されているけれど
甘いお菓子、ではない訳で
最初は正直「コレはオイシイノ??」と戸惑ったのだけど
何回かに分けて食べるうちに慣れ?なんだか憎めない子に思えてきたりして
少なくとも、他にはないキャラクターのお菓子で(知らないだけであるのかな?)
毎日食べたい味ではないけれど、こんな個性的な子が必要な場面がきっとありそうで

でも、今度は旅奴買いに行こう!と(そっちか!!)

亀廣脇さんを訪ねた日は3軒の亀
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末廣さんの流れを汲む広脇さん、名古屋の亀広良さんもこの流れな訳ですが
別の亀系である則克さんの意匠、コレって
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独自路線を行く亀屋良長は則克さんの意匠+右上に「本」
共に今は無き名店の系統なのだそう
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ダリケーとのコラボ焼きカカオとそれ以前からある焼きあずき
三越菓遊庵で暫く取り扱いされているようですが
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和菓子?と言われると??ほぼクッキーぢゃん、なんですがニブだけでなくハスク(皮)も入るところは独特で面白い焼き菓子
でもニブの存在感がもっとあった方が好みかな~

ダリケーのニブと言えば
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大黒屋さんのニブはお店で焙煎されているそうで
単体では苦いニブが落雁に入ることによってお口の中で調味するのが楽しい
季節を問わずお遣い物にも選びやすいけれど、是非おやつにも食べて欲しいなぁ~
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