オーベルジュ エスポワール・その2

信州の夏の夜の始まりは

開田高原の山独活ムースに黄金シャモのコンソメと鯉のアクセント
赤いジャガイモのチップスをカリカリと崩しながら

もっちり自家製米粉パンに豚と玉ねぎのペースト

前菜の前に追加注文した天然きのこソテーは

シャンパンとの相性は最高です！目の前のｓちゃんの瞳が2割大きく見開かれ
「好きな食べ物は？って聞かれたら、これからは”天然茸”って答えます！」ですって☆
昔コチラで頂いた天然茸のスープも素晴らしかったけどソテーも格別！！
パクパクと食べ進め、お皿に残ったオイルもパンで残さずペロリ♪

ついさっきまでこんな状態だったのですよ

立派なサイズのがアカヤマドリ茸とヤマドリタケモドキ、傘がフワフワ～トロっとして♡
赤い傘のタマゴタケ（傘が広がりきる前の状態の方が美味しいらしい）もうもう絶品です！
奥の灰色っぽい茶色のカサカサのは文字通り素晴らしい香りの香茸（コウタケ）

もうこの１皿でココまで来た甲斐があった、と言うのはまだ早かった！
「シャルキュトゥリに合わせてご用意しました」と、シニアソムリエ野村さんが手にされたのは
飲めたら嬉しいなぁ、と密かに思っていた城戸ワイナリー

非常に人気く毎年抽選でないと入手できないことだけは知っていたものの
地元老舗のエスポワールさんなら割り当てをお持ちであろうと(^^)

提携農家さん葡萄のオータムカラーズ ルージュ2018（自社畑はプライベートリザーブ）
マスカットベリーAとメルロー、とのことですが上質なピノノワールのような味わい
黙って出されたら少し贅沢なブルゴーニュ？って思う余韻の良さ
ひゃ～～ホントに飲めて良かった！！

で、主役はコッチ

とても可愛いサイズのパテアンクルートにはフォアグラに干し柿、真鴨などなど
菊芋入りの猪ハムにミニサイズのトルティーヤの中には鹿の脛
スモークの香りがたまらない鹿と豚の脂サラミ

添えられたマスタードも自家製なんですって！贅沢だわ～
シャルキュトゥリに城戸さんのワイン、うっとり。
いや、もうココまでで蓼科まで来た甲斐が（ってクドイ！）

オードブル２品目は鮮やかな一皿

ジュ・ド・オマールと4種のスフェール
彩り、食感、味わい様々な美味球がオマールのスープに浮かびます

3つ目のオードブルは塩尻の完熟トマトマリネにホワイトチョコのソース 山椒の香り

見た目だけでなく味わいも素敵な１皿
山椒の香りとホワイトチョコの甘さ、トマトの酸味

チョコレートが無かったら出逢えなかったｓちゃんと
お料理を頂きつつも久々のチョコ話も盛り上がっちゃう・・・メインはまだまだなのよ～