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Bistrot Chez Bois@飛騨神岡・前編 [Jours fériés]

看板にはビストロと掲げられているけれど気軽なフランス食堂と思ったら大間違い!

飛騨神岡 林庵、とでも言えば良いのか・・・
まるでお茶事のような心尽くしの奥飛騨déjeuner
訪ねるのは容易ではない場所できさ家を待ち受けていたのは
想像を遥かに上回る一期一会のもてなしの数々
テーブルの上にあるもの全てが林シェフの心尽くし

出会いの一皿から、もう美味なる飛騨林へと歩みを進める
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蕪の葉入りのシューの中には人参ムース、富山の最中種にはサーモン
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氷見鮪のクロケット、えごまのサブレにはアナグマのlard、黒いサブレは鹿×鹿!
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Vin de Table BOW!(ドメーヌ オヤマダ 山梨)
デラウェアベースにプチ・マンサン、シュナン・ブランの優しい酸にミネラル感
地産地消食材だから国産ナチュール(勿論希望すればお宝wineがセラーにゴロゴロの筈)

飛騨は山の中には違いないけれど、あと1時間足を延ばせば富山なので
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甘エビとコールラビ(韻を踏んでる??)
海老のコンソメジュレ、コールラビムースの下に甘エビ、それぞれでも、混ぜても
飛騨春慶にガラスを合わせるのも素敵

テイクアウトで朴葉寿司も作られているのを垂涎と察して下さったから?
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いやいや、もっと豪華版で開けてビックリ
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海の幸の数々は炭火で表面だけさっと、シェフ自ら摘んでいらした山菜の数々
蕗に姫筍と烏賊が特に美味!赤玉ねぎが美しく良いアクセント♪

控え目にせねば、と思いつつも2杯目
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Naćho(信州高山ワイナリー・高山村内で収穫されたブドウのみを使用)
「なっちょ」は長野県北部の方言で「どう?」という意味を持つ言葉だそう
お料理に寄りそうスルスル飲めちゃうのでキケン

まだまだ続く・・・最初に9皿、と伝えて下さったものの
ホントに食べ切れるのか?の不安と、次は何が出てくるのかの期待が入り混じる
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黒文字の枝に香ばしく焼かれたジューシーな鹿のクネル
ノビルにヒメタケ、タラの芽と山菜のスターが勢ぞろい
もうね・・・うーまー!!以外の言葉が出てこない♪

そしてパンも恐るべし国産麦&天然酵母の自家製
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葛の花(紫のグルグル部分)、蓬(濃い緑)、オオバコ(茶)

カンパーニュとバゲットは高山注目の新店のpain
実はさっき寄って来たとこなんですけどね(別に書きますよ)
パンが包まれているのはもしや?と思ったらやっぱり手漉きの和紙
ちなみに(写ってないけど)パン皿(籠)も地元の作家さんのもの

シェフの基準をクリアした地元の物たちに囲まれたテーブルの上
とても良い時間が流れます・・・後半へ続く♪
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