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湖国の神社日記・後編 [cadeaux du bonheur]

そのまま琺瑯看板か銭湯絵になりそうな長浜の堅ボーロ
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お店のサイトによると
そのごつごつした形で長浜城跡の穴太(あのう)積みされた石垣をイメージとした 質実剛健のもと着色料、防腐剤等一切使用せず小麦粉の生地を二度焼きし、 現在見直されている生姜の効能をベースに生姜砂糖でコーティングしたお菓子です

なるほど、このゴロゴロした形は石だったのね
しかも石のようにカタイ!(でも伊賀上野の堅焼きの方がもキツイと思う)
そしてまたもや生姜砂糖コーティング
絶対噛んじゃ駄目、と念を押されたにもかかわらず・・・
奥歯でゴリゴリしたらあっけなく粉砕!小麦堅焼きは風味良く
保存携帯食として重宝したお菓子なのでしょうね~

内心きっと買ってくると思っていたぞよ
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大津風月堂の「あみ舟」
これねぇ、買いたかったけど諦めたのは2017年末のことだったっけ
(その時は亀屋廣房の近江八景だけにしたのよ)
https://kisake2.blog.so-net.ne.jp/2018-01-17
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そしてこれまた生姜砂糖コーティングだし
現物を目の当たりにすると、やっぱり立体的なお煎餅って珍しい!

「この舟に何か乗せたくなるよねぇ~」
「マリモ、アルヨ。」
「はぁ?」
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昨日のエントリにも登場した鶴屋益光の真盛豆
確かにマリモがコロコロと・・・何個乗船できるかな?
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どんぶらこ、と笹舟のようなオカシな舟に乗って
琵琶湖巡りのでも出掛けてみようか?

真盛豆は京都西陣の金谷正廣菓舗が有名だそうですが
比叡山坂本の天台真盛宗の総本山・西教寺開祖
室町時代の聖僧 真盛上人に因んだもので
黒豆を洲浜で包み青海苔をまぶしたお菓子
きな粉のすはま×青海苔という組み合わせは未知なる味でしたが
悪くないかも。そして何より、あみ舟にぴったり!


真盛豆チーム下船の後にもう一組
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たにし飴ご一行様ご乗船です~・・・で、
「たにし飴って??」
大津市瀬田の辻末製菓舗の名物で、なんでも目の覚める刺激があるらしい
材料は砂糖・黒糖・水飴・ケシの実・香料←ニッキのことであろう
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ニッキの強烈な味と黒糖の風味、芥子の実の部分が適度に交じり合って
なかなか面白い(郡上の肉桂玉の方が強烈だった記憶)
120g、230g、400g・・・と大容量の販売もされているそうで
どんだけ近江人に愛されてるんだか?!

「ニッキ餅も・・・」
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どこまでも肉桂好きなお店のようで(笑)
でもコレも美味しいんですよ

それにしても滋賀って生姜と肉桂のオンパレードだねぇ・・・
近江人rたちはお菓子を薬と称して愉しんでいたりして??

あ、ケーキも一つだけ
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https://kisake2.blog.so-net.ne.jp/2015-12-21
コレ見て行ってくれた訳じゃないみたいだけど、まぁいいか~
もう3年半も経つんだなぁ、と。

大津の三九良(さんくろう)の蓬餅は撮る前に食べてしまったし
「なんで大津まで行って餅兵さんに寄って無いワケ?」
と、詰め寄ってしまったけれど
お釈迦様の指の隙間を探して集めてくれた湖国コレクション
たくさんゴチソウサマでした♪
まだまだ収集したいモノがあるから次回珍道中は湖国行きかな~
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