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初夏の湖国珍道中・亀屋廣房編 [Agréable]

京都の老舗中の老舗・亀末廣さんから暖簾分けされた銘店が
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大津に在ると知ったのは、2017年末のこと
18きっぷで出掛けた大津駅お土産売り場で、偶々購入した麩焼き煎餅に
只ならぬ雰囲気を感じて調べ判ったものの脳内付箋のまま時は過ぎ

粟津の里を食べたら、やっぱり放置出来なくなって
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だって和菓子屋さんの茶寮で、こんなアフタヌーンティセットがあるなんて
「釜かふぇ」ってネーミングもお茶目さん
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先ずはお好きなお茶碗をお選び下さい、と奥様(写真は3つチョイス後)
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お菓子の準備が整うまで充実の店内を見渡しまして
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ココは京都ではなく大津膳所なんだなぁと
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とにかく間口が広くて、敷居が低くて、それは非常に贅沢なことで
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一般的な和菓子屋さんの喫茶室はこんな感じですが
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柔らかな奥様のアイディアメニューも興味津々
webサイトの”かすていら”の写真の謎について訊ねると
あっさり「あれね、実際のと違うから~」って
(上の写真の通り現物のお色目は日本一地味、黄身がレモン色の卵なのですって)
べったりじゃないさっぱり派かすてら好きにはぴったりのお味
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上生菓子(この日は水辺の蛍を模した薯蕷きんとん
洋風手亡餡焼き饅頭「にほの菊」
上のお皿には涼しげな干琥珀と洲浜の青楓
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お抹茶茶碗でいただくのはフェアトレード珈琲
浅煎りを選らばれているのはお菓子とのバランスを考えてでしょうね
お水のグラスもテーブルクロスのチョイスもユルく可愛くて
ああ、やっぱり訪ねてよかったなぁ~と満足

そして今回どうしても買って帰りたかったのは
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琵琶のよすが
本家の亀末廣さんでは
https://kisake2.blog.so-net.ne.jp/2017-07-13
京のよすが、この小箱を開けると
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これまた可愛いお干菓子の詰め合わせが現れます
その中でも最初
これはナニ・・・???と三人首を捻ったのは黄色い蝶の隣の

水色の瓢箪・・・じゃないよね??

いや、コレ、琵琶湖でしょ!!
いや~ん、なんて可愛いんでしょ~~

こんな感じで分けっこしまして
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小さいけど粟津の里も入っていて嬉しいなぁ
眺めているだけで癒されるわぁ

「よすが」の響きが素敵です
身を寄せる場所、よりどころ、の意味が最初に頭に浮かんでいたのですが
因みに漢字表記だと「縁」「因」「便」いずれも「よすが」なんですね
こんなに可愛い便りが届いたらキュンとしてしまいそう
こんなに可愛い小箱なら素敵な縁を結んでくれそう

さて、日が暮れる前に帰らなきゃ、な土曜日
膳所から瀬田インターへ向う途中で瀬田の唐橋
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この日唯一湖面が写ってる写真だなぁ・・・雨+雨上がりで美しくなかったの

橋の向こうで激渋たにし飴の看板をチラリと眺めて
次回のリベンジを誓いつつ湖国を後にするのでした~
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